今年の出題は難易度を軽減するが、しかるべきレベル分けは存在
2020年05月05日付 VietnamPlus 紙
国家高校卒業試験を受ける受験生
5月5日に政府事務局によって行われた記者会見での情報として、グエン・ヒュー・ド教育訓練省次官は、今年の高等学校卒業試験の計画は2019年と比べ大きな変更はないと述べた。
氏によると、学生選考方法が独自の大学の割合は高く、一部大学は今年も高校卒業試験の結果を入学する学生の選考の根拠として用いる。一部の学校では高校での生徒の成績(成績簿)を用いたり、国際的な資格・証明書、面接、独自試験に基づく。
「高校卒業試験は、生徒の12年間の学習結果を評価でき、生徒の卒業を判断する根拠にでき、また地方の教えと学びの質を評価する根拠にできる。これを通して地方の管理業務の指導が適切になるよう調整する」とド氏は述べた。
中でもド氏は、高校の教育課程が簡略化されたため、試験の出題は難易度を軽減するが、優、良の生徒を分類し、学生選考の根拠として各大学が依拠できるよう、しかるべきレベル分けはある、述べた。
生徒がマスク、フェイスシールドを着用しなければならないことについて、教育訓練省次官であるグエン・フー・ド氏は、教育訓練省の観点は安全な通学であり、その安全性は専門機関の評価に基づかなくてはならない、と述べた。
したがって、保健省の基準に基づき、教育訓練省は、15の基準と安全性に従った大学の評価ガイドラインを構築するための文書を公布した。
その中には、距離を保ち、マスクを着用し、手を洗って、大学全体を消毒し、集団活動を行わない、という項目はあるが、フェイスシールド着用の基準はない。
「保健省はこれを各地方が作るようにと奨励しているわけではない。各省は適切な解決策を打ち出すよう検討する必要がある」とド氏は付け加えた。
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( 翻訳者:八木澤研人 )
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