在日ベトナム大使館は現在、被害者の葬儀の手続きを早急に済ませ、遺骨をベトナムに移送すべく、関係者や在日ベトナム人団体と緊密に調整を行っている。

　５月14日午後、外務省の定例会見で、日本でベトナム人技能実習生が殺害された件の関連情報について、レー・ティ・トゥー・ハン外務報道官は次のように述べた。
　「在日ベトナム大使館によると、富山中央警察署は５月12日、富山県武田商事に勤務のハイフォン市出身のベトナム人をハティン省出身のベトナム公民が殺害された事件に関与した容疑で逮捕したと発表した。
　現在、地元警察は捜査を進め、事件に関連する証拠を収集している。

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　これより先、ハティン省の外務局は2020年４月23日、日本で行方不明となったベトナム公民の捜索支援要請の公文書を出した。
　ベトナム外務省は在日ベトナム大使館に対し、ベトナム公民の確認、捜索のため、日本の地元警察と連絡を取るよう指導した。
　５月７日までに、富山中央警察署はベトナム公民の寮の付近で同人の遺体を発見したと報告した。
　ベトナム外務省は領事局に対し、国内外の関係当局と協力して、規定に従って労働者の権利の問題を解決し、被害者の家族に葬儀の手続きを説明し、支援するよう指導した。
　在日ベトナム大使館は現在、遺族の希望に従い、葬儀の手続きを早急に済ませ、遺骨をベトナムに移送すべく、関係者や在日ベトナム人団体と緊密に調整を行っている。また、事件の捜査を引き続き見守り、ベトナム公民の合法的な権利と利益を保障すべく、必要な公民保護措置を実施している」。

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（ 翻訳者:金井千夏 ）
（ 記事ID:5272 )