５月14日午後、首都ハノイにおいて、第12期党中央執行委員会第12回総会は、緊張し、厳格に、民主的かつ責任感を以て４日間の業務日程を終えた後、すべてのプログラムを完了し閉会した。
　党中央執行委員会は総会コミュニケを発出した。
　VietnamPlus紙は謹んでコミュニケの全文を紹介する。

　任期中のすべての業務プログラムを実施すべく、2020年５月11日から14日まで、首都ハノイにおいて、第12期党中央執行委員会は第12回総会を開催し、▽第13期党中央執行委員会の人事の方向性、▽第15期国会議員及び2021年～2026年任期の各級人民評議会議員選挙の方向性、▽2019年の政治局、書記局の指導に対する点検結果の報告、▽2019年の党の監査・検査および党処分の実施結果の報告、およびその他の重要事項について討議し、意見を聴取した。
　グエン・フー・チョン党書記長・国家主席が総会を主宰し、開会および閉会のスピーチを行った。
１．党中央委員の同志および総会出席者たちは、第13期党中央執行委員会人事の方向性について討議し、突っ込んだ意見交換を行い、検討のうえ、これを決定した。また、党中央委員の基準、条件、構成、数、推薦のプロセス、選抜方法と、党中央執行委員会人事業務の準備と実施の過程で指導部が行う必要のあるいくつかの問題について討論を行った。
２．党中央執行委員会は、第15期国会議員および2021年～2026年任期の各級人民評議会議員選挙の方向性について討議し、分析を行い、補足し、明確にして、全体としての意見が一致した。
　その中で、▽選挙業務にあたる目標、ニーズ、指導的考え方、▽各選挙担当機関の設立、▽国会議員と各級人民評議会議員、中でも専従議員の基準、国会議員と各級人民評議会議員の数、構成、年齢、とりわけ専従議員、女性議員、少数民族の議員、社会の各セクター・階層を代表する議員の数、▽選挙区と各選挙区における立候補者数、選挙権と立候補権、▽立候補と推薦のプロセス、▽選挙の広報と選挙運動、および不服申し立ての解決、▽街区の人民評議会が廃止されている下級の人民評議会議員選挙の実施、▽投票予定日、▽第15期国会議員および2021年～2026年任期の各級人民評議会議員選挙の方向性に関する提案における重要課題について、焦点を当てて討議が行われた。
３．党中央執行委員会は、第13回全国党大会の出席者の割当と出席者数の見込みに関する原則と根拠について討議、検討した。出席者の割当は、原則として党規約の規定に従い、合理的な数とする。全国党大会に出席する党支部の代表は、全党の智慧を代表し、全国党大会の成功を確保し得る、真に象徴的で適切な同志を選抜し選ぶ。
４．党中央執行委員会は、第12期党中央監査委員会の補充委員の選出を進めた。また、党中央執行委員会の管理下にある幹部に対する規律処分を決定した。
５．党中央執行委員会は、全党、全人民、および全軍に、団結と統一を強化し、達成された成果を発揮して、困難や課題を全力で乗り越え、国の独立、領土主権、国家の治安をしっかりと守り、2020年および第12回党大会任期に設定された目標と課題の実現に勝利し、第13回全国党大会に先行する各級党支部大会の成功理の実施に尽力するよう呼びかける。

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（ 翻訳者:中村健志郎 ）
（ 記事ID:5273 )