5月中の新設立企業数は36%以上増加
2020年05月30日付 VietnamPlus 紙


 社会的隔離政策が緩和された後、政府による企業への支援政策のプラスの影響もあり、5月中の企業の登記状況は活気を取り戻した。

 統計総局によると、社会的隔離政策が緩和された後、政府による企業への支援政策のプラスの影響もあり、5月中の企業の登記状況は活気を取り戻した。
 ベトナム全体で、10,728社の企業が新たに設立され、その登記資本額は112兆7000億ドンに及び、前月と比べ企業数では36.1%、登記資本額では20.1%増加した。
 今年の最初の5か月間では、ベトナム全体で48,300社の企業が新たに登記、設立され、その登記資本額は557兆ドンで、前年と比べて企業数では10.5%、登記資本額では16.7%減少した。5か月の間に新たに設立された1企業あたりの平均登記資本額は115億ドンで前年と比べて6.9%減少した。

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 統計総局によると、資本額を増加させた15,100社の企業による増加分の817兆4000億ドンの登記資本額を含めて計算すると、今年の最初の5か月間の経済に加えられる登記資本額の合計は1375兆ドンとなり、前年の同時期に比べて17%減少する。
 一方で、21,700社の企業が事業を再開し、2019年の最初の5か月間と比べて10.5%増加し、5か月間における新設企業と事業を再開した企業の総数は70,000社となり、1か月あたりの平均で14,000社の企業が新たに設立され、事業を再開したことになる。
 経済部門によれば、今年最初の5か月間における新設立企業の794社は農業水産業に属し、前年の同時期に比べて5.9%増加した。また、13,800社は工業や建設業に属し、6%減少した。約33,700社はサービス業に属し、12.6%減少した。
 事業を再開した全ての分野・部門の中で、農林水産業の他は電気、水、ガスの生産と流通部門で新設企業数は928社増え、前年の同時期に比べて95%増加した。これらは必要不可欠な分野であるため、COVID–19の影響をほとんど受けなかった。
 卸売、小売、自動車やバイクの修理などのその他の分野では、新設企業数は全て減少して16,335社で、2019年の同時期と比較し7.3%減少した。建設業は6,440社で9.8%減少し、製造工業、製産業は6,223社で9.1%減少した。芸術や娯楽、アミューズメント業界は328社で38.5%減少した。
 この5か月間で、期限付きで経営を一時停止している企業の数は26,000社で、前年の同時期に比べて36.4%増加した。16,500社が解散手続きを待っており、14.5%減少した。また約6,100社近くは解散手続きを完了しており、4.8%減少した。
 解散手続きを完了させた企業は主に以下の分野に集中している。卸売、小売、自動車やバイクの修理業は2,200社、製造業、製産業は722社、建設業は500社、科学、技術、設計相談サービス、広告やその他の専門分野は391社、宿泊、飲食業は355社となっている。
 5か月間において、全国で17,400社は登記した住所で事業を行っておらず、前年の同時期と比較し8%増加した。

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( 翻訳者:渡辺大智 )
( 記事ID:5324 )