中部の干ばつ、水不足は、６月初めから10日の間に拡大傾向にあり、ビンディン省からビントゥアン省にかけての各省で生じるとの予報である。

　国立水文気象予報センターによれば、６月１日から６月10日までの間、中部の干ばつと水不足は拡大傾向にあり、ビンディン省からビントゥアン省までの各省で生じるとのことである。一方、中部高原の各省における干ばつは引き続き減少傾向にある。
　この期間[中の予測では]、中部は全体的に雨が少ない。大雨や雷雨は主に、タインホア省からハティン省までの各省や都市に集中し、雨の量は多くない予測だ。６月６日から６月８日に降る可能性が高い。
　クアンビン省からビントゥアン省までの地域では、概して一部の地域での局所的なにわか雨しか降らない。ベトナム中部の総降雨量は、例年の平均より50％少ない。一方、中部高原は例年の平均よりも10〜30％少ない。
　６月１日から６月10日まで、中部高原の河川の水位は変動する予測だ。一方、ベトナム中部の河川はゆっくりと変化し、[水位は]下がる傾向にある。
　一部の河川では、同時期の観測データの中で最低水位となる可能性がある。河川の総流量は、概して例年の同時期の平均よりも26〜65％低いレベルにあり、一部の河川は75％以上低いレベルになっている。
　中部および中部高原の干ばつによる自然災害リスクのレベルは１〜２で、特にニントゥアン省とビントゥアン省では、レベル２〜３である[訳者注：全部で４レベルあり、レベル４が最も深刻なレベル]。

Tweet

この記事の原文はこちら

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:渡辺真衣 ）
（ 記事ID:5354 )