廟は古いベトナムの村の社（やしろ）の屋根の建築様式に従って建設されており、そこには鐘楼とホーおじさんが訪問した日（1957年６月16日）の、クアンビン省の軍隊と人々へ向けた言葉が記された記念碑がある。

　６月11日、ドンホイ市（クアンビン省）にて、省党委員会、人民評議会、人民委員会、ベトナム・クアンビン省祖国戦線委員会は、ホーおじさんとクアンビン省の烈士英雄を祀る廟の落成式を厳粛に開催した。
　この建築は、ホーおじさんのクアンビン訪問63周年（1957年６月16日から2020年６月16日）に際して非常に意義がある。
　ホーおじさんとクアンビン省の烈士英雄を祀る廟はホーチミン広場（クアンビン省ドンホイ市フンヴオン通り）の構内にある。
　廟は2018年12月に建設が開始された。１年半の精力的な建設の後、これまでに、このプロジェクトは当初の予定通りに作業を完了し、高い質と計画を達成した。
　廟は古いベトナムの村の社（やしろ）の屋根の建築様式に従って建設されており、そこには鐘楼とホーおじさんが訪問した日（1957年６月16日）の、クアンビン省の軍隊と人々へ向けた言葉が記された記念碑がある。
　廟の内部は、中央に本間があり、ホーおじさんを祀るために荘厳に装飾されており、他の８つの間は、クアンビン省の８つの群や町、市を象徴している。この８つの間には、それぞれ省内の各地方における社や街区ごとに烈士の名が刻まれた大きな記念碑がある。それぞれの大きな記念碑の下には烈士英雄の位牌が入った木製棺がある。８つの記念碑の前には８つの銅製の鼎が置かれている。
　省党委員会書記長であり、クアンビン省人民評議会議長のホアン・ダン・クアン氏は式典で、ベトナム民族の国家建設と防衛のための闘争の歴史を振り返り、世界がベトナムを平和と独立を守る闘争の精神の象徴として認識していると述べた。
　情熱的な愛国の伝統は、ベトナム民族、人民、国土を輝かせた偉大な国民的英雄であるホーチミン主席を通して光を放つ。ホーチミン主席は、魂であり、輝かしい旗であり、全党、全人民、全軍隊が心を一つに団結し、勇敢に戦い、最も輝かしい歴史のページを綴るよう指導した。
　フランスの植民地主義とアメリカ帝国主義に対する２つの抗争の中、党と敬愛するホーおじさんの指導の下、祖国の何百万人もの優秀な人民が戦い、倒れ、青春時代の全てを国と故郷に捧げ、民族の英雄的な歴史のページを綴った。その輝かしい革命事業の中で、故郷クアンビンでは15万の人民が抗戦に参加し、そのうち１万３千人が烈士英雄となった。
　クアンビン省人民評議会議長のホアン・ダン・クアン氏は、ホーおじさんと烈士英雄を祀る廟は、特別重要な政治的意義のある文化建築であると強調した。この建物は、クアンビン省の党委員会、地方政府、幹部、党員、そして人民から、敬愛するホーおじさんと祖国と人民のために犠牲となった英雄烈士への尊敬と深い感謝の心を表している。
　ホーおじさんとクアンビン省の烈士英雄を祀る廟の前で、クアンビン省の党、地方政府、人民は、祖国ベトナムの継続的な刷新、建設、防衛と、故郷クアンビンをますます豊かにし、文明化し、現代的にすることを約束した。
　式典では、各代表が敬愛するホーおじさんと英雄烈士を哀悼するための線香を供える儀式を行った。

Tweet

この記事の原文はこちら

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:渡辺真衣 ）
（ 記事ID:5376 )