ベトナムの著名な革命的ジャーナリスト
2020年06月21日付 VietnamPlus 紙


 成立・発展の95年を経て(1925年-2020年)、実に多くの老練な記者がベトナムの革命的な報道事業において大きな役割を担った。

   ベトナムの有名な革命的ジャーナリスト

◆フィン・トゥック・カン(1876-1947年) 出身地:クアンナム省
中部で、1930年以前に登場した最初の新聞で唯一の日刊新聞である『民衆の声[ティエンザン]』の主宰者兼主筆。
反フランス植民主義を掲げて闘う1,000本の記事を書いた。
「フィン・トゥック・カン新聞学校」は彼の名前を冠した学校で、ホーおじさんが名付けた。

◆スアン・トゥイー(1912-1985) 出身地:ハノイ市
ベトミンの総本部の闘争を宣伝する機関紙『救国[クウクオック]』の主宰者。
ベトナム記者協会の最初の会長。
運営において重要な役割を担い、ベトナムラジオ局やベトナム通信社といったベトナムの大きな報道機関の成立を直接準備した。

◆リュー・クィ・キー(1919-1982年) 出身地:クアンナム省
多くの新聞や雑誌の主筆。放送局「南部の声ラジオ局」の局長。
ベトナム記者協会の事務局長。
三千本以上の記事を書き、27冊の本を出版した。
1950年代、1960年代、1970年代、1980年代を通してずっと随筆を書いたことで有名。

◆ホアン・トゥン(1920-2010) 出身地:ハナム省
30年近く新聞『人民[ニャンザン]』の編集長であった(1951年、1954-1982年)。
30年以上ベトナム記者協会の会長を務める(1951-1982年)。
政治評論に関する記事の書き手の巨匠であり、数1,000本以上の有名な評論や社説を書いた。

◆チャン・ラム(1922-2011年) 出身地:ハイズオン省
[ラジオ]放送局「ベトナムの声」の最初の編集長。
ベトナムテレビ・ラジオ委員会主任。
定年退職するまでの43年間、継続してベトナムの声放送局の編集長・局長を務めた(1945-1988年)。
ベトナムのテレビ・ラジオ業界の基礎を築いた人物。

◆ダオ・トゥン(1925-1990年) 出身地:バックザン省
25年間(1966-1990年)、ベトナム通信社(TTXVN)の社長を務めた。
ベトナム通信社を国家戦略情報の中心にまで築き上げた功績のある人物。
新聞・雑誌における情報通信技術の応用の分野の先駆者。

◆ヒュー・ト(1932-2015年) 出身地:ハノイ市
新聞『人民[ニャンザン]』の編集長(1992-1996年)。
調査リポート、随筆、状況に関するコラムなどを誠実に率直に書く記者。
ト氏の書いたどの作品も読者や世間一般に特に関心を持たれた。

◆ラム・ホン・ロン(1925-1997年) 出身地:ビントゥアン省
歴史的な写真 (「団結の歌の指揮を執るホーおじさん」、「親子が会った日」など) の撮影者。
第一回ホーチミン賞受賞(1996年)


 成立・発展の95年間を経て(1925-2020)、実に多くの老練な記者がベトナムの革命的な報道事業において大きな役割を担った。ホー・チ・ミン主席の教えの通り、彼らは筆と紙を執り、鋭い武器とし、以前は革命の輝かしい目的、その後は祖国の建設のために闘った。

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( 翻訳者:秋山由莉奈 )
( 記事ID:5414 )