ベトナムと日本は二国間の交易協力を促進する
2020年07月02日付 VietnamPlus 紙
チャン・トゥアン・アイン商工省大臣
チャン・トゥアン・アイン商工省大臣

 チャン・トゥアン・アイン商工省大臣と西村康稔経済再生担当大臣は二国間の交易協力を促進することと、国境を超えた取引システムの重要性、並びに地域および世界中でのCOVID-19後の経済回復と発展の過程における包括的および先進的な環太平洋パートナーシップ協定(CPTPP)の役割の重要性に関して討論するために電話会談を行った。
 それとともに、 二人の大臣は2020年8月にメキシコの主催によって開催される予定の閣僚級CPTPP委員会オンライン会議の準備に関する話し合いに時間を費やした。
 電話会談において、両大臣は重要な多くの内容に対する見解の一致をみた。
 具体的には双方は、現在一方的な保護主義が現在起きていることについての懸念を分かち合い、 COVID-19後の経済回復と発展における多国間取引システムの役割を促進することの重要性を強調した。
 そのほか、双方は世界全般、特にCPTPPメンバーの経済発展の中でのCPTPP協定の重要性も確認した。
 現在の状況の中で、CPTPP協定は地域および世界でのサプライチェーンの発展を助けるであろう。そこからメンバー各国の持続可能な経済発展を高め、同時に電子商取引とデジタルテクノロジーを経営生産活動に導入することをCOVID-19後のいち早い回復とさらなる強化のために促進する。
 その他、両大臣は8月5日のオンライン形式第三回閣僚級CPTPP委員会会議が無事に開催されるために積極的に緊密に協力し合うことに同意した。
 このことは特に日越二国間協力の促進を助け、同時にCOVID-19後の経済回復と発展に対するCPTPP協定の役割についての力強いメッセージを送るとともに地域と世界の原則と法令に基づく多国間取引システムへの支持を確認した。
電話会談の終了にあたり、両大臣は電話会談の中で出された成果を高く評価し、CPTPP協定の枠内だけでなく、双方が参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)、日本・ASEAN経済連携協定のような他の各枠内でも双方の二国間協力関係を促進するために、今後更に緊密に協力、連携し続けることを取り決めた。

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( 翻訳者:向井千景 )
( 記事ID:5429 )