ロンタイン空港第1フェーズのため1万3800人近くの人員が必要
2020年05月05日付 VietnamPlus 紙
ロンタイン空港建設設計案
ロンタイン空港建設設計案

 ベトナム航空局の文書によると、ロンタイン空港プロジェクト第1フェーズでは470人以上のリーダー、マネージャーを含む約1万3800人の人員が必要とされる。

 ドンナイ省労働傷病兵社会局によると、ベトナム航空局はドンナイ省に対し、ロンタイン国際空港(ロンタイン空港)プロジェクト第1フェーズの建設・展開に必要な人員の需要見込み数に関する第1351/CHK-TCCB号文書を送付した。
 ベトナム航空局の文書によると、ロンタイン空港プロジェクト第1フェーズでは約1万3800人の人員が必要とされ、その内、リーダー、マネージャーが470人以上、専門職、生産経営に携わる直接労働者が約1万2700人で、残りはその他の労働者。
 空港の建設、運用のため、投資主、施工業者は様々な職種の多く労働者が必要となる。

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 航空業務の専門的で高度な技術レベルが必要となる職種に加え、建設、運輸など一般的な職種や、その他の補助的な職種も必要とされる。
 ドンナイ省労働傷病兵社会局のフイン・ヴァン・ティン局長がこれまでに語ったところによると、同局はドンナイ省内の関係部門、宣伝教育施設と連携し、ロンタイン空港第1フェーズに必要な雇用需要をプロジェクトが実施される地域の住民に広く知らしめ、また、航空業界に関連した職種を学ぶ(就学中の)若者に案内や説明を行うという。
 生産年齢の人に対しては、関係部門が彼らの希望を聴取し、その後、職種ごとに短期のトレーニングを行うか、直接、仕事を紹介する。
 フイン・ヴァン・ティン局長は、「ロンタイン空港建設のために土地を提供した人々の雇用問題の解決と生活の安定に配慮することは、各関係当局が特に関心を払わなくてはならない問題である。空港の建設や運用にあたって、空港の投資主や施工業者は、プロジェクトが実施される地域の住民の雇用を優先していく。人々もその点を深く認識する必要があり、雇用需要の検討や職業訓練において関係当局とよく調整し、空港の建設、運用が始まった際には、いつでも就労できるよう必要な前提を準備しておく必要がある」と確認した。
 フイン・ヴァン・ティン局長によると、ロンタイン空港プロジェクト実施予定地域の住民の雇用問題解決のため、ドンナイ省労働傷病兵社会局はこれまでに、約2900世帯および15歳以上の6500人以上を調査し、職業訓練の需要を検討し、雇用を解決してきた。
 調査結果によると、土地を収用された後、各世帯の収入は25~75%減少するという。生産年齢にあるほとんどの人は現在の仕事を続けたいと望んでいる。約700人は外国で働くか仕事を変えたいと考え、1500人近くが職業訓練を希望している。
 プロジェクト実施予定地域では、かなり多くの人(3800人以上)が各種協同組合や生産連携への参加を希望している。調査・分析の結果、2020年にロンタイン空港建設予定地付近では500社以上の企業が3万3000人の労働者を雇用する必要があり、その多くが一般的な労働者である。
 ロンタイン空港プロジェクト実施予定地域の住民の職業訓練、雇用問題の解決、生活の再編プロジェクトによると、土地収用の決定の日以降、当該地域の人が中等教育や高等教育に進む際に、3か月以内の初級職業訓練コースを受けるための学費の支援があり、300万ドンがドンナイ省によって支援される。
 訓練コース終了後、融資を希望する場合、貧困家庭と同様の優遇融資政策を受けることができる。外国での就労を希望する人には、ドンナイ省が職業訓練や外国語学習の学費、その他の関連費用をサポートする。
 ロンタイン空港は総面積5000ヘクタール以上あり、国の重点プロジェクトで、2021年に着工予定である。
 空港を建設するためには、約4400世帯1万3500人以上(15歳以上は約9700人)が影響を受けることになる。

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( 翻訳者:森本悠太 )
( 記事ID:5463 )