総選挙のための第一回選挙人名簿張り出し、今日が最終日
2020年08月05日付 The Voice 紙


ヤンゴン 8月6日
2020年11月8日に行われる総選挙での選挙人名簿張り出しについて、8月7日(本日)を最終日としており、期間が短いとの批判がある。
 「14日間張り出してあるが見に行けない。忙しいから。(選挙人名簿の)誤りが多いと聞くので見に行きたい。しかし雨季であることや大勢の中に割り込むのはこわいこともあるので。期日延長の発表があればいい。選挙もまだ先だ。もう一度張り出せば見ることができるが、今回のように見に行けないと間違っている場合には選挙権を得られないままになるのが心配だ」とダゴンミョーティッ(セイッカン)郡区94番地区で投票予定であり、タームエ郡区で勤務している女性が明らかにした。
 第一回選挙人名簿の張り出し時期を7月25日から8月7日までと発表しているが、誤りがある、世帯ごとのリストに含まれていない、以前の選挙では含まれていたが今回の選挙で名簿に含まれていない、ということに対しオンライン上で批判の高まりがある。これらの問題について、作成してある選挙人名簿によれば人数が増加していることはなく近い数字であることから、その誤りのある選挙人名簿に確実に反映させて、10月の再公表時により正確に実施していくことを、8月5日に国家顧問ドー・アウンサンスーチーと連邦選挙管理委員会の委員ウー・ミンナインがオンライン会議で話している。
 選挙管理委員会によると、2020年度総選挙で有権者は3750万人以上おり、満18歳に達し最初の選挙権を得た若者は約500万人に上ること、2015年度総選挙で有権者は約34万人おり、投票率は70%であったこと、2020年度総選挙で有権者は選挙権を得るために選挙人名簿を見にやってきて、名前が含まれていなければ様式3で申請すること、個人情報に誤りがあれば様式4-Cで訂正を申請すること、本来含まれるべきではない人が含まれていたら様式4でその旨申請することを奨励している。

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( 翻訳者:府中英里奈 )
( 記事ID:5467 )