10月９日夜、グエン・タイン・ロン保健大臣代行はベトナム政府を代表し、在ハノイの米大使館で開催されたアメリカ独立記念日244周年および越米外交関係樹立25周年記念を祝う式典に参加した。
　式典において、ロン保健大臣代行は米国の指導者や米国民に向け、この重大な記念日を迎えたことに祝意を述べ、また、これまでに二国間の関係促進に向けた米国の各政府機関の尽力に感謝の言葉を述べた。
　ロン大臣代行は、共に有益な協力と相互尊重を基礎に、この25年の間、越米の包括的パートナーシップは全ての分野においてより広く深く、前向きな発展を遂げてきたと強調した。
　ロン大臣代行はまた、ベトナムにとって米国は最大の輸出市場となったこと、同時にベトナムは米国にとって最も急速に成長を遂げている市場のひとつであるとして、著しく成長している二国間の貿易協力を高く評価した。米国が、ベトナムにおける戦争からの復興を支援してきたことも高く評価した。何より、ダナン空港、ビエンホア空港の枯れ葉剤除去や戦時の軍人の遺骨特定は、二国間の信頼醸成と協力強化に向けた重要な努力である。
　ロン大臣代行は、特に新型コロナウィルス対策など、これまでの間の実質的で効果的な医療協力を評価すると述べた。
　クリテンブリンク大使は、ベトナムの成長、独立、繁栄を支持し、ベトナムの政治体制を尊重すると強調した。また、世界中殆どすべての国の人々の生活面へ影響を及ぼしているコロナ禍において、越米間の医療協力は両国関係において輝かしい成果になったと強調した。
　両国は効果的かつ適時に支援し合い、互いが共に新型コロナウィルスに対処し撃退するための情報・経験・リソースの共有を強化してきた。
　大使は更に、ASEANや国連などといった多国間フォーラムにおける両国の積極的な協力を高く評価し、米国としては、戦争からの継続的な復興支援、経済・貿易・教育・医療・科学技術などにおける協力を促進し、世界・地域における平和、安定、協力の強化と発展のため、二国間の協力関係を一層深め、両国民の利益と望みに応えていくことを約束した。

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（ 翻訳者:田中佑佳 ）
（ 記事ID:5507 )