ダナン市は第４四半期、感染症の影響で発生した様々な社会問題の解決、社会保障の確保、影響を受けた市民に対するタイムリー、オープン、クリアーな支援を行うことを考慮する。

　ダナン市党委員会は10月２日午前、第23回会議を開催し、過去９か月の活動状況を総括し、2020年第４四半期の主な任務を打ち出した。
　会議でダナン市党委員会のチュオン・クアン・ギア書記は、ダナン市は2020年第４四半期に、感染症防止対策をしつつ経済を発展させるという「一対の任務」の実現とともに、感染症の影響で発生した様々な社会問題の解決、社会保障の確保、影響を受けた市民に対するタイムリー、オープン、クリアーな支援を行うことに考慮する必要があると明示した。
　同時に、ダナン市は、市内における政治の安定、社会の秩序と安全、交通安全を保障する。特に第22回ダナン市党支部大会の絶対的な安全を保障する。
　チュオン・クアン・ギア・ダナン市党委員会書記によると、ダナン市は、党大会の準備の完遂と成功裡の開催に注力するとともに、市民への対応、苦情・告発の処理、ホットで注目されている問題の徹底的な解決、そして、世論の安定化をうまく行うことに考慮する必要がある。
　第23回会議は、第21期ダナン市党委員会の最後の会議である。ダナン市党委員会書記は、第21期はダナン市にとって多くの変化のあった任期だったと述べた。
　多くの困難と課題が残る状況の中ではあるが、ダナン市党支部執行委員会は、割り当てられた任務を完遂するため、常に政治的決意をし、本領を発揮し、団結し、意志を統一してきた。
　特に、市党支部執行委員会は、残された課題、制限、障害を解決し、今後、市が発展するための前提と基礎を作った。それにより、多くの印象を残す任期となり、新たな発展の時期に向けた重要な勢いをつけた。

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　ダナン市党委員会の常務委員会の報告書によると、2020年の９か月間で市は多くの困難と課題に直面した。特に、2020年７月末にベトナムで新型コロナウイルスが再び流行した際にはパンデミックの中心となり、かなり大きな影響を受けた。
　中央の関心と指導、そして、各地方の支援を受け、ダナン市党委常務委員会は、流行を広範囲に拡大させないよう、あらゆる政治システムを指導、指示し、感染症の流行防止対策を徹底的、創造的に実施した。
　ダナン市党委常務委員会はまた、効果的に感染症流行防止策を率先して行いながら、生産活動とビジネスを回復させ、成長の勢いを取り戻すという「一対の目標」の実現についての指示も出した。
　統計によると、過去９か月間、感染症流行の影響を受け、市の経済は大きく落ち落ち込んだ。サービス分野、特に観光業は深刻な影響を受けた。宿泊客の総数はのべ200万人以上で、2019年と比べ62.3％減少した。宿泊サービスの総収益は約９兆7840億ドンで、35.7％の減少だった。
　市場の購買力も減少し、商品の小売売上高は39兆9940億ドンで６％減少した。輸出額は10億7300万ドルで、11.3％の減少だった。ソフトウェア輸出額は、6030万ドルで、0.6％の増加だった。
　ダナン市における国家予算の歳入は低く、約16兆1360億ドンで、計画の52.2％相当だった。

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（ 翻訳者:坂入菫 ）
（ 記事ID:5510 )