ハロン市（クアンニン省）は公務員・職員・労働者の女性に対し、毎週月曜日に伝統的なアオザイを着用することを奨励した。女性教員は仕事をする時、教鞭をとる時に伝統的なアオザイを着用する。
　これは市直属の各機関・部局で働く公務員・職員・労働者の服装規定を定めたハロン市人民委員会の公文書の主な内容であり、文明的な職場環境を作り、民族の文化的アイデンティティを維持し、各機関・部署において佳き職場文化を作り形成することに寄与するものである。
　この文書によると、毎週月曜日、ハロン市は、女性は伝統的なアオザイを、男性は白シャツとズボンを着用して、国旗掲揚式や週初めの政治活動、仕事を行うことを奨励する。
　市の人民委員会の管理下にある教育機関は、女性教員や講師に仕事中、授業中に伝統的なアオザイを着用することを奨励する。
　週の残りには、公務員・職員・労働者は、服装規定を実行し、仕事内容と民族の公序良俗に沿ったきっちりと礼儀正しい職場文化を守る。
　これより前の10月10日に、ハロン市人民委員会は市内で「秀麗なハロン」と題したアオザイのパフォーマンスを行い、2,000人以上の女性公務員、女性連合会の会員、党の団体の団員、工員、職員、労働者が参加した。
　このプログラムは観客を魅了した。色とりどりのアオザイの裾が翻り、加えて菅笠も女性の美しさを引き立てていた。
　ベトナム女性連合会設立90周年を記念し、ハロン市女性の進歩のための委員会は「アオザイ週間　―ベトナムの女性の伝統的な美しさを称えよう―」をスタートさせ、女性公務員・職員・労働者に対し、出勤日に伝統的なアオザイを着用することを奨励した。これは2020年10月12日から10月20日まで行われる。

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（ 翻訳者:山崎瞭子 ）
（ 記事ID:5550 )