ベトナム退役軍人会、第13回全国党大会の文書草案に意見を寄せる
2020年10月27日付 VietnamPlus 紙
会議でスピーチし指導するチュン・ティ・マイ党政治局員・党中央書記局員・党中央大衆動員委員長
10月27日、ベトナム退役軍人会中央は、同会の幹部と会員から第13回全国党大会に提出する文書草案への意見を聴取するための会議を開催した。
会議に出席し、会議指導のためのスピーチを行った党中央大衆動員委員長、大会文書草案の意見聴取にかかる指導委員長を務めるチュン・ティ・マイ党政治局員・党中央書記局員は、ベトナム退役軍人会が、4つの文書草案に対応した4つのグループに従って、綿密に、厳格に、熱意を持って文書草案への意見提出を準備したこと高く評価した。
注目すべきは、中央だけでなく地方党支部といった草の根レベルからも入念に意見が寄せられた点である。退役軍人会の会員の91%が、末端レベルの党支部大会から文書草案にアクセスしていた。
マイ委員長は、ベトナム退役軍人会と各レベルの退役軍人会が、全国党大会の開幕前まで、文書草案のためにしっかりとよりよい意見を寄せ続けていくよう求めた。
ベトナム退役軍人会のグエン・ソン・フィー副会長(中将)は、第13回全国党大会に先行して行われる各レベルの党支部大会に関する党政治局の「指示」、党政治局の「結論通報」、党中央事務局の「ガイドライン」を実施して、ベトナム退役軍人会中央・常任グループが、各省・中央直轄市の退役軍人会および同会の487のグループに対し、地方レベルの党委員会の計画をフォローして、各レベル党支部の会議や党支部大会を通じてこれを主体的に検討し、退役軍人会の幹部と会員が中央と地方の文書草案に積極的に意見を寄せるよう働きかけることを指導した。実施プロセスは緊密かつ厳格さが確保された。
党中央執行委員会が第13回全国党大会の各文書を公表した後、党中央大衆動員委員会の「計画」、党中央宣伝委員会の「ガイドライン」が実施され、ベトナム退役軍人会常任グループは、各省・中央直轄市の退役軍人会に対し、資料にアクセスして主体的に研究・検討し、幹部と会員が各文書草案に意見を寄せるよう指導を求めた。また、退役軍人会常任グループは、意見を寄せる幹部と会員の代表による意見聴取計画を制定した。
ベトナム退役軍人会の幹部と会員から寄せられた第13回全国党大会に提出する文書草案への意見をとりまとめた報告によると、ベトナム退役軍人会には現在300万人以上の会員を有するとされる。
中央がメディア上に第13回全国党大会の文書草案を公表した後、63の省と中央直轄市の退役軍人会、及びベトナム退役軍人会の487グループの約12,000人の会員は、国民の各ミーティングと草の根の会議において、書面により25,500件を超える意見を寄せた。
今回の文書草案は、厳格で、十分に、入念に準備され、科学的で、しっかりとした構成で、正確で、明瞭で、理解しやすい文体であるとの意見がほとんどだった。文書草案の内容も包括的で、普遍性が高く、30年間にわたる刷新の実践経験、ベトナムと世界の発展理論と実践における課題を捉え、第13回全国党大会文書小委員会の知恵と工夫と大きな責任感が表されている。
会議に直接寄せられた10件の意見と、ベトナム退役軍人会中央に送られた提言を通じて、文書草案に、◆30年間の刷新における成果と問題点およびその原因の評価、◆5つの戦略的観点と3つの抜本的対策、◆今後5年間の経済社会発展の任務に直接影響するチャンスと課題、◆党建設業務と党規約の履行に関する部分が追加された。また、党文書草案では、新たな状況における党の指導的役割を明確にし、これを強化するとの点を表現する必要があり、同時に、政治面で真に清廉で盤石で、党に絶対的に忠誠を尽くす軍を構築する必要があるとの意見も提案された。
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( 翻訳者:渡辺大智 )
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