党大会文書草案に寄せる青年の真摯な意見
2020年11月04日付 VietnamPlus 紙
党の第13回大会文書草案に意見を寄せる青年
11月4日午前、バクニン市にて、ホー・チ・ミン共産青年団中央(以下、「共産青年団」)は、第13回全国党大会文書草案(以下、「党大会文書草案」)について、青年労働者、都市の青年、農村の青年から意見を聴取する会議を開催した。
会議には、党中央大衆動員委員会、中央の共産青年団の各指導者、および14の省、市、各中央機関の共産青年団から130人の青年の代表が参加した。
会議の開幕スピーチにて、バクニン省のグエン・クォック・チュン人民評議会議長・同省党委員会副書記は、第13回全国党大会に向けてバクニン省は、党大会文書草案について幹部、党員と大衆の意見を聴取する多くの会議を開催し、寄せられた多くの重要な意見を取り入れ、第13回全国党大会に提出する各文書草案の質の向上に貢献したこと、それは人びとの心を党の意思とより調和するのを助け、全党、全人民、全軍における認識、行動、意志について、高い一致を作り出した、とした。
また、チュン議長は、各出席者が、引き続き団結と民主の精神を発揮し、知恵を結集して、党と国に対する自らの責任感を示し、第13回全国党大会に提出する文書草案ついて意見を寄せ、意見交換し、討論するよう期待すると述べた。
会議において、各出席者は活発に党大会文書草案について意見を寄せた。寄せられた意見は一様に、各文書が綿密に作成され、質が高く、論理的な内容構成となっていると主張した。
党大会文書草案は、過去5年間(2015年〜2020年)と、ドイモイ政策後35年(1986年〜2020年)における国の状況を正しく評価しており、幹部、党員、人民階層の間に、認識の統一とコンセンサスが必要な諸問題について言及している。それに加えて、各出席者は補充、提案、意見具申が必要な若干の課題を提起した。
ハノイ市メリン県共産青年団のレー・ティン・ラン書記は、党大会文書草案における教育および訓練・育成の刷新と質の向上に関する内容部分について、訓練・育成の期間に言及する必要があると提案した。
青年は、公務員の試験制度のために青春時代を浪費する時間を減らし、学習やトレーニングに高度に集中するよう、各級の訓練・育成期間は短縮される必要があるとした。
加えて、2021年~2025年の社会経済開発の解決策に関して、人材の質の向上を、科学技術の創造的刷新、活用および力強い発展の推進に結びつける課題の部分には、各経済地域の発展と国土の急速かつ持続的発展に資するよう、人材の循環を確保しつつ社会的流動性を促進することで、科学技術人材リソースおよびグローバルなベトナム若い知識人の誘引と活用に関する内容を補充する必要がある。
地方農村の青年を代表し、ニンビン省イエンカン県カインアン社共産青年団のグエン・ティ・ホアイ団員は、2011年~2020年(10年間)の社会経済開発戦略の総括報告書、2021年から2030年(10年間)の社会経済開発戦略の策定報告の中に、住民にとっての環境保護、生態系保護に対する課題を挿入する必要があると提案した。
さらに、僻地遠隔地における貧困と飢餓の削減業務について、実際の貧困家庭の調査と見直しを行って有効な解決策を講じ、同時に、工業団地の生産活動から排出される廃棄物による環境汚染、農業生産の農薬乱用などを解決するための対策を講じることも必要である。
モビフォン・テレコム総公司共産青年団のヴー・ヴィエット・ドゥック書記は、第13回全国党大会に提出される文書草案に、科学技術が真に枢要な原動力となり経済社会の発展を推進するよう、具体的任務および解決策に関する内容の補充を検討することを求めた。
会議において、中央大衆動員委員会のドー・ヴァン・フォイ副委員長は、共産青年団中央による準備、宣伝、資料準備、意見発表のセッティングを高く評価した。
会議では、共産青年団の団員から寄せられ、採択された13の意見について、フォイ副委員長は、これらの意見が受け入れられるだろうと強調した。同時に、これらの意見が第13回全国党大会に提出される文書草案に迅速に補充、調整されるよう、全国党大会文書小委員会に提出されると述べた。
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( 翻訳者:千葉智洋、中村健志郎 )
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