慈善文化を築く:与えるものと与える方法について論じる
2020年11月06日付 VietnamPlus 紙
5月11日午前に行われた国会における経済・社会の討論セッションにおいて、グエン・ティ・スアン・トゥー国会議員(ベトナム赤十字社会長)が慈善文化の問題を提起し、7分間に及ぶスピーチを行った。
トゥー議員は慈善を一つの文化、すなわち慈善文化を築く必要があると考えている。
ベトナム赤十字社会長であるトゥー議員によると、近頃、この言葉が紙面やソーシャルメディアに多く取り上げられているとされる。このたびの中部の洪水や地滑りが発生し、再び全国の国民が手を取り合って、中部の人々が災害を乗り越えられるよう支援している。
中部の住民たちが喪失と心の傷を乗り越えられるようサポートすべく、尽力し、住民達と困難を分かち合うため、各被災地方を訪れて慈善活動を行う官庁、企業、慈善家、個人の姿は、ベトナム人のたがいを思う精神の美しさのイメージを残した。しかし、トゥー議員によれば、慈善活動を行うにあたっては、文化、つまり慈善文化がなければならない。
トゥー議員は、利益を得ることや売名、道徳の誇示を目的に支援を行う慈善団体の名前を出すようなことはしない、と強調した。
注:記事の原文には動画あり。
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( 翻訳者:秋山由莉奈 )
( 記事ID:5604 )