選挙管理委員会:規律あれば、神の思し召しにより必ず地方選挙における新型コロナウイルス感染拡大は回避可能
2020年11月30日付 Kompas 紙
去る11月28日、リアウ州のシアク地域警察によって開催された新型コロナウイルス感染流行下における地方選挙の安全対策シミュレーション
ジャカルタkompas.com配信
選挙管理委員会イルハム・サプトラ委員長は、委員会側は、2020年地方選挙の投票のために投票所へ訪れた際に感染防止ルールを適用すると、国民に大規模な注意喚起を行ったと述べた。
この注意喚起は、新型コロナウイルスの一日当たり感染者数の増大する一方で、地方選挙の実施が一日の新型コロナウイルス感染者数を増加させる可能性があることを懸念する意見が未だ存在することに対応したものであると同委員長は明らかにした。
「選挙管理委員会(KPU)は、投票所に来る際には感染防止ルールを遵守するよう国民に広く喚起済みである」と去る11月30日に同委員長はKompas.comに対して語った。
投票に関する注意喚起は、国民全員に伝わるようあらゆる媒体を通じて行われたと同委員長は述べた。
それどころか、選挙管理委員会はすでに共同体レベルでの感染防止ルールが適用される民主主義ボランティアとの交流を持っている、と続けた。
「規律を以ってすれば、神の思し召しにより感染回避することができる」と述べた。
すでに知られている通り、インドネシアでは新型コロナウイルスの感染は依然として拡大している。このことは、新型コロナウイルスの感染者数が増加し続けていることによって証明されている。
さらに、去る11月29日にはインドネシアは新型コロナウイルスの一日当たりの感染者数を記録した。
新型コロナウイルス対策本部のデータに基づくと、去る11月28日から29日の24時間の間に6267人感染者が増えている。
そのようにして、これまでに国内で記録された感染者数は53,4266人となっている。
その数値は去る3月2日にジョコ大統領が新型コロナウイルスの最初のか感染事例を公表して以来、最大の増加になった。
Kompas.comの記録に基づくと、一日当たりの感染者数の最大増加記録は、去る11月27日の5,828人である。
これに先立ち、インドネシア科学院(LIPI)政治研究所フィルマン・ノール所長は、すでに地方選挙の実施を延期することを推奨した。
同署長は、新型コロナウイルス感染症が流行するさなかでの2020年地方選挙の実施の延期を、同機関が推奨するいくつかの理由を語っている。
その内の一つはすなわち、2020年地方選挙の実施は人道主義に反する可能性があることである。
「民族を形成し、国家を形成するという主要な目的をなす人類の安全という側面が無視された結果である」と、去る10月1日に記者会見で同所長は述べた。
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( 翻訳者:安田樹 )
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