公安勢力は主体的に党や国家と連携し、助言し、宗教における治安の確保を強化する方法や路線を数多く提案してきた。
　11月12日午後、中央公安共産党委員会は宗教工作に関する共産党の路線を実現してきた公安勢力の活動30年の総括会議をハノイで開催した。
　会議出席者には、チャン・クオック・ヴオン政治局委員・書記局常務やチュオン・ティ・マイ政治局員・党中央書記・党中央大衆運動委員会委員長、トー・ラム大将・政治局委員・中央公安共産党委員会書記・公安相がいた。
　会議において、代表者は宗教工作に関する共産党の路線を実現してきた公安勢力の活動30年の総括の大まかな報告を聞いた。会議では、達成できた成果や残された課題、限界、困難な点、障害、経験からの教訓がより明らかにされたほか、今後の宗教工作に関する党の路線を実現する公安の工作方針を最良にするべく意見が補われた。
　会議での指導を行うスピーチの中で、チャン・クオック・ヴオン書記局常務は、党や国家の指導やリーダーシップ、各級の党委員会や[地方]行政機関の関心のもと、この30年間、ベトナムの宗教状況にはとても多くの変化があった、と確認した。
　宗教・信仰の自由の権利や各宗教間の平等には、関心が向けられ、尊重され、人民のニーズに応えられており、宗教を信仰する同胞は安心し喜び、物質的精神的生活が改善し、祖国の建設・防衛事業への積極的な貢献を行っている。
　各宗教組織は、党の路線や国家の政策・法律に正しく従って活動し、民族と共に歩み、密着し、社会生活において宗教の良好な道德や文化的価値を発揮することを、基本的に公認されている。
　宗教に関する国家管理工作には多くの進歩があった。法律システムは日増しに整備されている。政治システム、国防安全保障、人民安全保障の布陣、人民安全保障の基盤、全民国防の布陣、宗教を信仰する地域の全住民の国防基盤は堅固化され強化されている。宗教に関する対外活動は一歩ずつ拡大している。　

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　書記局常務によると、主要な役割を果たす公安勢力は、党の路線・考え方・方針、国家の政策・法律を深く完全に理解し、絶えず思考を刷新し、状況把握工作を重視し、党・国家と主体的に連携し助言し、各級の党委員会、行政機関に対し宗教における治安の確保を強化するための問題解決方法や方針を多数提案してきた。
　公安勢力は、宗教問題を利用して民族大団結を切り崩すように煽り、社会秩序を乱し、国家安全保障を侵害する各敵対勢力、反動勢力の陰謀を失敗させるために闘争している。
　チャン・クオック・ヴオン書記局常務は、今後、宗教工作に関する党の路線を実現する公安の工作の効果を高めるために、大衆運動工作の役割の向上や宗教工作に関する党の路線の実現における省庁、委員会、部門、地方の連携が必要だと強調した。
　各級、各部門、公安勢力は、しっかりとした政治的資質や純粋な革命道德の品性を持ち、工作の規律、規約、責任を常に高く掲げ、すべての面に関する見識、レベルの向上を絶え間なく行い、宗教工作に関する党の各原則や規定、国家の法律、政策を正しく実施する、広義では宗教工作、狭義では宗教における治安の確保のための工作を実施する幹部陣営の人材養成に、関心を持つ必要がある。
　会議における総括、閉幕の講演でトー・ラム大将・公安相は、各地方の公安は書記局常務の指導、意見の効果的な実現を貫徹する必要がある、と明示した。
　トー・ラム大将は、公安勢力が30年間を通して宗教工作に関する党の路線を実現する中での、各省庁、委員会、部門、各地方の指導者の効果的で緊密な連携に対し感謝した。
　同時に、公安相は、国家安全防衛工作、広義では社会の安全・秩序の確保、狭義では宗教における治安の確保の中で、緊密な連携を引き続き行わせてほしい、と求めた。
　トー・ラム公安相は、今後、宗教工作に関する国家の法律、政策や党の路線を引き続き効果的に実現するための、公安勢力のいくつかの重点的な任務を強調した。

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（ 翻訳者:須藤遼 ）
（ 記事ID:5627 )