新型コロナウイルスワクチン3千万回分の原料、2021年1月インドネシアへ到着予定
2020年12月10日付 Kompas 紙
去る11月19日、東ジャカルタ、食品医薬品監督庁(BPOM)にて記者会見を行うビオ・ファルマ株式会社代表取締役ホネスティ・バシール氏。
新型コロナウイルスワクチン3千万回分の原料、2021年1月インドネシアへ到着予定
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去る11月19日、東ジャカルタ、食品医薬品監督庁(BPOM)にて記者会見を行うビオ・ファルマ株式会社代表取締役ホネスティ・バシール氏。
ジャカルタ、kompas.com配信
ビオ・ファルマ株式会社代表取締役ホネスティ・バシール氏が、3千万回分の新型コロナウイルスワクチンが原料の形で2021年1月インドネシアに到着する、と語った。バシール氏によれば、そのワクチンの原料は、中国製薬会社シノバックが生産し使用可能な120万回分のワクチンと同じタイプであるという。
「2021年の1月頃には(コロナウイルスのワクチンが)原料の形で3千万回分ほど再び到着するだろう 」と同氏は去るカヨウビ12月8日にオンラインの記者会見で述べた。
一方、去る12月8日には120万回分のシノバック製使用可能ワクチンがバンテン州タンゲランのスカルノ・ハッタ国際空港に到着し、品質検査のためそのままビオ・ファルマ社によってバンドン州に保管された。
そのすでに到着したワクチンのうち、568のワクチンはビオ・ファルマ社及び食品医薬品監督庁(BPOM)による品質検査が行われる。
「インドネシアに到着する全てのワクチンは、ブラジルや他のいくつかの国々で、現在臨床試験の第3段階に進んでいるものと同じタイプのワクチンだ」とバシール氏は述べた。
インドネシア政府は、ビオ・ファルマ社を通じて300万回分のワクチンをシノバック社から購入している。そしていまだ到着していないものとして180万回分のワクチンが残っている。
計画では、その残りのワクチンが到着するのは2020年12月下旬か、2021年1月上旬とみられている。
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( 翻訳者:跡部しずか )
( 記事ID:5642 )