党中央指示第45号（45-CT/TW）を施行した５年を予備的に総括するプログラムの枠内で、11月27日午後、外務省は海外在住のベトナム人に対する業務の結果を評価するための３つの議題別専門会議を開き、そこから今後海外在住ベトナム人に関する業務の効果をより上げる解決案を提案した。
　３つの議題別専門会議には次の内容が含まれる。「海外在住ベトナム人向けの共通政策の整備と効果の向上」、「国家の建設、防衛、発展事業に力を捧げる海外在住ベトナム人のリソースを集めること」、「民族の伝統と文化アイデンティティーの保持、発揮に貢献するために、情報宣伝活動を強化し、海外在住のベトナム人向けにベトナム語の教育と学習を促進すること」。
　これらが、これまで数年間の、海外在住ベトナム人に対する業務における重点的な内容で、今後も引き続き実施が力強く促進される見通しである。
　各議題別専門会議において、各委員会、省、業界、地方、政治・社会組織の代表は、既に実施された結果の評価を集中的に行った。そして、未解決の問題や限界があることの原因を明示すると同時に、海外在住ベトナム人に関する業務をますます実質的、効果的にし、新しい状況、任務のニーズに応え、今後の段階における祖国の発展のビジョンと方針の実現に貢献するために、多くの問題解決方法を提案、建議した。
　また、会議の枠内で、海外在住ベトナム人に関する国家委員会と政府宗教委員会の間での、業務連携プログラム締結の調印式が行われた。
　海外在住ベトナム人コミュニティに入っているおよそ530万人が130の国と地域で生活し仕事をしており、その中の80％以上が先進国にいる。海外に在住する同胞の現地社会における役割、地位、威信はますます高まっている。
　党と国家の指導の関心を得て、海外在住ベトナム人はますます故郷に愛着を感じ、祖国の建設、防衛、発展、国際統合のプロセスに貢献する重要なパワーの１つとなったのであり、なっているのである。
　国土の大きな功績は海外在住ベトナム人の信頼を強固にし、海外在住の同胞の一人一人の中で民族のプライドを強く起こさせるのである。　　　


　

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（ 翻訳者:向井千景 ）
（ 記事ID:5647 )