党中央宣伝教育委員会は、マスコミ関係者に対し、党の第13回全国代表者大会（第13回党大会）の文献草案の内容に関する宣伝のための研修会議を開催した。

　党中央宣伝教育委員会は10月30日、ハノイで、マスコミ関係者に対し、党の第13回全国代表者大会（第13回党大会）の文献草案の内容に関する宣伝のための研修会議を開催した。
　会議で、党中央理論評議会副議長のファム・ヴァン・リン准教授・博士は、「第13回党大会に提出される文献の草案の中心的内容に関する情報」をテーマに講演した。
　党大会のテーマは、「清廉で健全な党と政治システムの建設・整頓の強化、国の発展に対する熱望の喚起・民族大団結の意志と力の発揮・時代の力との結合、ドイモイ政策の全面的同時的な推進の継続、祖国の建設と確実な防衛・平和と安定の環境維持、社会主義志向による21世紀半ばまでのベトナムの先進国化への努力」である。
　政治報告書草案は15の主要課題からなる15の項目があり、その中で以下の点が強調されている。即ち、第12回党大会決議の実施結果とドイモイ政策実施35年後のベトナムの姿、発展のビジョンと方向性、成長モデルの刷新・経済の再構築・工業化近代化の強力な推進・国の迅速で確実な発展、社会主義志向の市場経済体制の全面的同時的な完成、教育訓練の抜本的全面的刷新・人的資源の質の向上・人材開発など。

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　ファン・ヴァン・リン准教授・博士は、第12回党大会後の任期中、全党、全人民、全軍は多くの困難や試練を乗り越え、重要な目標や任務で勝利を実現することに努力奮闘し、国は非常に重要な成果を多く得ることができたと強調した。
　国は、ほとんどの分野において急速かつほぼ全面的に発展し続けており、多くの際立った印象を残してきた。マクロ経済は安定し、成長は継続し、地域や世界でも最高の経済成長国の一つとなった。経済の競争力、潜在力、そして規模は向上している。党と政治システムの建設・整頓工作は特に関心が寄せられ、多くの前向きな変化を生んでいる。
　ファン・ヴァン・リン准教授・博士によると、第12回党大会決議を実施してからの5年で、いくつかの経験を得た。
　一つ目は、政治、思想、道徳、組織、幹部のすべてに関する党の建設・整頓工作を特に重視することであり、党の指導能力、政権担当能力、そして、戦闘力を高めることであり、常に党と政治システム内の団結を強固で強力なものとすることである。
　そして、各級、各部門は「人民が根源である」という観点、即ち、人民がドイモイ事業の中心であり、主体であるということを深く貫徹し、厳格に実現していくことである。あらゆる主張、政策は、人民の正当な願い、権利、利益から真に出発しなければならず、人民の幸福と衣食が十分な生活を目指すべき目標としなければならない。そして、党、国家、社会主義体制に対する幹部、党員、人民の信頼を強固で強力なものとすることである。
　さらに、統率、指導、運用において、実行組織は高い政治的決意、多大な努力、断固とし、アクティブで、創造的で、積極的な行動が必要であり、適切に歩みを進め、あらゆるリソースと原動力を発揮する必要がある。特に、開発体制を同時的に構築し、継承と刷新、安定と発展、経済の刷新と政治・文化・社会の刷新、経済成長と文化や人々の発展との調和を保ち、様々な社会問題を解決し、資源や環境を保全していく必要がある。

　第13回党大会に関する宣伝の方向性についてのスピーチで、党中央宣伝教育委員会のレー・マイン・フン副委員長は、党大会を成功させるためにも、宣伝工作は特別な注意を払う必要があり、中でもマスコミによる宣伝は非常に重要な役割を担っていると強調した。
　各マスコミは、各級の党支部大会および第13回党大会の意義や重要性、そして、各級の党支部大会および第13回党大会の文献における主な観点、主張、方向性を幹部、党員、人民が深く認識できるよう宣伝しなければならず、党内の政治、思想、行動の統一、社会の同意を得られるよう貢献する必要がある。それにより、全党、全人民、全軍を鼓舞し、動員し、愛国精神、自力自強の意志、民族大団結の強力な力を発揮させ、2015－2020年を任期とする各級の党支部大会および第12回党大会での決議の勝利的な実現を競わせ、党や体制に対する人民の信頼の強固、強化に貢献する必要がある。
　各マスコミは、敵対勢力や政治的日和見主義者らが、我が党・国家・体制を破壊する目的で、誤った、敵対的、偏向的、消極的な情報や考えを拡散するため、第13回党大会文献草案の意見聴取を利用しようとすることを非難し反駁する記事の論陣を自発的に張る必要があり、敵対勢力、反動勢力、日和見主義者らによる各級の党支部大会や第13回党大会に対する、あらゆる陰謀や破壊活動を阻止するため断固として戦う必要がある。
　レー・マイン・フン党中央宣伝教育委員会副委員長は、特に重要で複雑で敏感な問題に対する宣伝工作は、政治的、思想的に正しい方向性を確保する必要があることに留意するよう指摘した。宣伝工作は豊富で多様な形式で、また、核心的、重点的に行われ、各級の党支部大会および第13回党大会の準備、開催状況に応じ、積極的に更新される必要がある。

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（ 翻訳者:佐々木愛佳 ）
（ 記事ID:5660 )