ホーチミン市、外国人にとって最も安上がりな10都市のトップ
2020年11月06日付 VietnamPlus 紙
ホーチミン市の景観(ベトナム通信社)
調査を受けたホーチミン市で生活している外国人の約77%が、自らの経済条件の中で、現在の生活水準に満足しているという。
ビジネスインサイダーのホームページは11月5日、アメリカの専門家らが生活するのに生活費が最も安い10都市に関する記事を掲載した。
ベトナムのホーチミン市がそのリストのトップで、次いでマレーシアの首都クアラルンプール、タイの首都バンコクだった。
ベトナム通信社の在米特派員は、調査を受けたホーチミン市で生活している外国人の約77%が、自らの経済条件の中で、現在の生活水準に満足しているという記事を引用して伝えた。同比率はクアラルンプールでは73%、バンコクでは63%だった。
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現在、上記3都市の生活費と家賃の水準は月に約500~600米ドルに留まっており、これはアメリカのワンベッドルームの家賃水準である月1600米ドルに比べてもかなり安くなっている。
ビジネスインサイダーは、上記3都市以外に、台湾の台北、パナマのパナマシティ、メキシコのメキシコシティ、ハンガリーのブダペスト、カナダのモントリオール、カタールのドーハ、コロンビアのボゴタなど、生活する外国人にとって適切なコストの都市を挙げている。
同記事は、自国を離れ異国で生活することは必ずしも容易ではないが、外国に移り住むことで経済的により適切な生活を送ることも可能であると分析している。
外国人の専門家らにとって、快適で金銭的負担の少ない生活を送るためには、こうしたコストの低い都市に住むのも一つの選択肢であろう。
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( 翻訳者:岩重綾乃 )
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