2021年、新型コロナウイルスの影響の中で、クアンニン省は同期的で現代的な社会経済のダイナミックインフラプロジェクトの建設と完成の展開速度を早め、地域連携を進める。

　11月25日、省の第15期党執行委員会は４度目の会議を開き、2020年の事業の総括と2021年の方向性とタスクに関して報告と意見を出した。
　第15期省党執行委員会は、2021年の事業テーマを、「新しい日常の中で地域の安全と成長の勢いを維持する。同期的で現代的な社会経済インフラ構造システムの完成と発展の速度を早め、地域の連携を進める」と決定した。
　クアンニン省党委書記のグエン・スアン・キー氏は、省は2021年政治体制の力を総動員して、地域の安全と２桁の経済成長の勢いを維持し、2021年のダブル目標の実現の成功に向けて努力すると強調した。
　その中で省は、新型コロナウイルスの影響の中で、同期的で現代的な社会経済のダイナミックインフラプロジェクトの建設と完成の展開速度を早め、地域連携を進める。
　省党委書記は、特にクアンニン省とハノイ、ハイフォン、また北部の経済地域、北部平野部の重点地域との連携は、2021年にクアンニン省がヴァンドン―モンカイ間の高速道路を完成させる際、観光サービスの回復と促進、経済開発の促進のために互いに力を出し合い、あらゆる機会を活用する上で大きな意義があると述べた。
　これにより、地域連携や経済協力の能力を高め、各地域がマルチモーダル輸送やロジスティクス、国内外の市場の利点を開発する条件を作り出す。そして海洋経済や湾岸サービスの効果向上は、クアンニンはじめ国全体の経済成長にさらに大きく貢献する。
　これらの目標を実現するため、クアンニン省党執行委員会は６つの課題と解決策を提示した。それは、新型コロナウイルス感染症による被害を予防し減少させる対策を同期的,徹底的、また効果的に継続して行うこと。党や政治体制の建設、民主性の発揮、全人民の大団結力の重視。投資と人材の誘致の促進、高度人材の開発、行政改革の質の向上という３つの戦略的ブレイクスルーの実施の推進。急速かつ持続可能な経済成長と文化・人間開発を緊密に結合すること。国防と安全保障の確保ならびに対外関係や国際統合を効果的に向上させることなどである。
　経済発展対策については、グエン・スアン・キー省党委書記は、クアンニン省は成長モデルの転換の促進、経済の再構築、生産性、品質、効率、自主性、適応性、競争力、迅速で持続可能な社会経済発展の向上の促進に焦点を当てていくと強調した。

　その中で産業構造転換を明確にし、GRDPと予算収入における加工製造業の貢献割合を迅速に増加させ、石炭業を中心とする鉱業の合理的で持続可能な開発を行う。
　観光サービスの発展はさらに主導的な役割を果たし、経済の先端として省のGRDPの中でも高い数字を占めている。クアンニンは2021年、1000万人の国内観光客を迎えることを目標とする。
　この目標を達成するため、クアンニンは2020年の倍に強化したシステムでもって2021年一杯、観光を刺激するメカニズムを維持する。同時に、ナイトエコノミーについての研究にも焦点を当て、その中でイェントゥを「イェントゥの夜の瞑想」モデルとして中心に置く。
　交通インフラ開発について、2021年、クアンニン省はヴァンドン―モンカイ間の高速道路やハロンーカムファ間の沿岸道路、クアルック橋１、クアルック橋３、莫朝の交差点、グリーンハロンの交差点、ハロン―ハイフォン間の高速道路と州道338を結ぶ道路などの交通プロジェクトの完成に尽力し、同期的で現代的な交通インフラシステムを完成させることに貢献する。
　2020年は、新型コロナウイルス感染症による数多くの困難に直面したにもかかわらず、クアンニン省は全面的に目標や指標を達成することができ、その中でも多くの野心的で重要な成果と際立った業績を生み、2016年～2020年の目標達成を決定する意義を持ち、2021年の経済社会の発展の勢いを生み出した。
　最も顕著な点は、クアンニン省は新型コロナウイルス感染症について安全を保ち、１年間で10％の経済成長と493億ドンの予算収入、中央予算の割り当て予想（450.45億ドン）に比べ9.4％の増加率、省のHDNDの予算割り当てと比べ３％の増加率を達成したということである。

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（ 翻訳者:堀春佳 ）
（ 記事ID:5672 )