ビンフオック省人民委員会主席は、保健省に対し、管轄機関と連携して、国境線を通じた国外からの感染源や、輸入食品からの感染源のチェックを監督するよう要請した。

　COVID-19感染症の複雑な変化に直面し、12月２日、ビンフオック省人民委員会は各局、部門、地方に対して、感染症防止の業務実施を要請する緊急文書を交付した。
　それによれば、ビンフオック省人民委員会主席は保健省に対し、交通・運輸省、公安省、軍司令部、国境警備部隊司令部、各県、各市社、各都市と連携して、省外や国外から国境線を通じて侵入してくる感染源や輸入食品からの感染源を主体的、徹底的に阻止し早急に発見、チェックするよう監督を要請した。
　合法的な入国の場合、入国管理、国境ゲートにおける医療検疫に関する規定を厳重に実施しなければならない。すなわち、厳格な隔離受け入れ規定の遵守、全ての入国者に対し医療申告義務の要請、罹患の疑いがあるケースの早期発見と監視、国境ゲートにおいて隔離を要するケースの規定に沿った適切な分類の組織、隔離・医療観察期間における入国者の毎日の健康状態の監視とデータの更新である。

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　各組織は海外から入国する専門家の全てのケースに対しSARS-CoV-2陰性証明書を厳密にチェックし検査する。規定に沿って隔離エリアにおける諸活動を厳正に展開、感染流行地域から入国し地方へ行く人の検査、発見を強化し、いち早くゾーンニングして規定に沿って隔離を組織する。
　ビンフオック省人民委員会主席は各局、部門、地方に対して、検査方法の確立、輸入食品経営店の監視、COVID-19感染流行地域からの輸入食品に対する検査措置の展開を要請した。
　ビンフオック省はカンボジアと260Kmを超える国境線を有する地域である。ビンフオック省国境警備隊は現在、国境線に沿って62の検査地点を維持しており、国境警備業務と、感染症対策業務を並行して行っている。

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（ 翻訳者:乙川巧磨 ）
（ 記事ID:5674 )