日本:群馬県知事、ベトナムが感染症を成功裏に制圧したことに感服
2020年12月06日付 VietnamPlus 紙
ヴー・ホン・ナム大使と会談する山本一太群馬県知事(右)
山本一太群馬県知事は、日本の政府や各地方はベトナムのCOVID-19感染症防止の対応を学ぶべきだと述べた。
日本のベトナム通信社の記者によると、12月5日、山本一太群馬県知事(日本)が、高崎芸術劇場での「音楽の力で世界を『つなぐ』群響演奏会」に出席するヴー・ホン・ナム在日ベトナム大使を歓迎した。
歓迎会での発表で山本知事は、ベトナムが急性呼吸器感染症COVID-19の制圧に成功したことに感服したと述べ、同時に、日本の政府や各地方はこの危険な感染症を防止するベトナムの対応を学ぶべきだと述べた。
さらに知事は、ベトナムが行ったのと同様に、「外国の群馬県民」と知事が呼ぶ群馬県に住む外国人が力を合わせてパンデミックを乗り越えることを期待した。
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日越関係に関して、二国間の経済・文化・教育の関係が日増しに拡大し、菅義偉総理大臣が就任後初の外国訪問の行き先にベトナムを選んだことを、喜ばしく思うと述べた。
ヴー・ホン・ナム大使の側は、群馬県の「ぐんまベトナムオンラインweek」と、その中の「音楽の力で世界を『つなぐ』群響演奏会」を開催するというアイデアを高く評価し、同時に、このイベントは感染拡大の最中でもベトナムと群馬県の関係が大きく発展していることを示している、と述べた。
大使は、2020年の初めにCOVID-19が発生したにもかかわらず、二国間の関係はいまだに非常に大きく発展していると強調した。
一月初頭ベトナムは、これまでで最大規模である、与党自由民主党の二階俊博幹事長が率いる1000人以上の参加者を擁する日本の経済・文化・観光の交流団を迎えた。10月半ばには菅総理大臣がベトナムを訪問した。これらの訪問で、双方は多くの重要な合意に達した。
さらにヴー・ホン・ナム大使は、パンデミック発生後の群馬県行政による、県内のベトナム人への支援に感謝した。
「音楽の力で世界を『つなぐ』群響演奏会」は日本の群馬交響楽団とベトナムの交響楽団をつないだ、二国間で行われた初のオンラインコンサートである。
これは群馬県が、群馬県民、ひいては日本国民とベトナム人が互いを理解する目的で、11月29日から12月5日に行った「ぐんまベトナムオンラインweek2020」のハイライトであり、活動の締めくくりとなった。
上述のコンサート以外にもこのオンラインweekには、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に関するオンラインセミナーや、群馬県産の材料を使って生春巻きやネムルイをといったベトナム料理を作るオンライン料理会など様々な活動が行われた。
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( 翻訳者:秋山由莉奈 )
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