各大学の指導部によると、受験生に多様な学問分野選択の機会を提供すると同時に、社会の人材需要に応えることを目的として、新学問分野を増設する。

　労働市場の需要や教育活動の多様化に応えることを目的として、多くの大学は2021年度の学生募集の時期に新たに学問分野を増設すると公表した。
　具体的には、ホーチミン市工業技術大学は７つの学問分野を新たに増設することを予定している。その内、５つの学問分野が正式な募集で、この大学の学問分野数は50にものぼる。新規学問分野の中にはロボティクスと人工知能、データサイエンス、人事管理、広報（PR）、国際関係が含まれる。その他、大学は新たに医療検査技術と看護の２つの保健分野の学問分野を設置すること予定している。 　　
　第４次産業革命とグローバル化に対する人材需要に向けた各新学問分野もまたホーチミン市工科大学の選択である。2021年には、同大はロボティクスと知能制御システム、持続的スマートシティ・マネジメント、分析化学工学、人的資源管理（HRM）、ロジスティクス、サプライチェーンマネジメント（SCM）などの新規学問分野を増設することを予定している。

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　ホーチミン市食品工業大学のコミュニケーション・キャリアセンター所長のファム・タイ・ソン氏は、大学は薬化・天然化合物、ファッション・紡織経営、食品経営管理、マーケティングを含む４つの新学問分野増設するために手続きを行なっていると明らかにした。
　ホーチミン市金融経済大学もまた、不動産、国際財政、メディア、心理学、グラフィックデザインを含む５つの新規学問分野で新入生の受け入れ開始を予定している。大学の入試相談センター所長のファム・ゾアン・グエン氏によると、受験生に多様な学問分野の機会を提供すると同時に、経済基盤が大きく変動していることを背景とした社会の人材需要に応えることを目的として、新学問分野を増設する。

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（ 翻訳者:乙川巧磨 ）
（ 記事ID:5729 )