2021年、ベトソフペトロはコンデンセートと石油を石油換算で約300万トン採掘する
2021年01月01日付 VietnamPlus 紙
ぺトロベトナムに属するバックホー油田のベトソフペトロ合弁会社の石油リグ
ぺトロベトナムに属するバックホー油田のベトソフペトロ合弁会社の石油リグ

 それに伴い、ベトソフペトロは、2021年10月15日にBK-18Aリグ、2021年11月15日にBK-19リグの運用を確実に進めるため、多くの方策を全体に均一に展開する。

 2021年、ベトナムとロシアの合弁会社(ベトソフペトロ)は、300万トン近くの石油とコンデンセートを開発するという目標を含め、生産とビジネスの目標を達成するために多くの方策を全体に均一に展開する。
 ベトソフペトロのグエン・クイン・ラム社長によると、石油とコンデンセートの産出計画に加え、ベトナムとロシアの合弁会社取締役会の第53回会合でも、2021年に290万トンに産出量を増やすという目標が委ねられた。2021年10月15日のBK-18Aリグおよび2021年11月15日のBK-19リグの運用開始に向けた進捗を確保する。
 財政目標に関して、取締役会は2021年に国家予算への納付金を5億1940万USD、利益はベトナム側とロシア側で合わせて1億5690万USDとする計画を委ねている。
 活動領域の拡大業務や業務プログラムにおける任務の実現、予算に関しては、既に承認された。また、既存の各鉱区に対する義務、石油ガスの潜在力や各新しい鉱区へのベトソフペトロの参加可能性についての研究の継続も承認された。
 取締役会はまた、ベトソフペトロに対し、各風力発電事業のためのサービス提供能力の向上の問題に関する技術、テクノロジー、契約についての条件の研究を進めることを許可した。
 グエン・クイン・ラム社長は、2021年に託された各目標や任務は、実際はベトソフペトロにとっては試練だと伝えた。
 最初の試練は、まさに、一部の鉱区は産出量が急速に減少する段階に入っており、既に発見された埋蔵量や残りの潜在力がある区域は急速な減少に歯止めをかけられるほど充分な大きさではないことだ。他の各鉱区での活動地域の拡大の結果としての埋蔵量の増加がまだみられない。それと共に海の建造物や生産拠点、手段、設備が老朽化し危険性を高め、安全性を失う危険がある。改修や代替もしくは撤去が必要である。
 一方、感染症COVID-19の流行は依然として複雑に変化しており、石油価格は安定しておらず、予測が難しい。このことが、ベトソフペトロの生産活動のための財政不足の危険性を高めている。
 委ねられた任務を完遂するため、ベトナム石油ガスグループ(PVN)[ペトロベトナム]のレ・マイン・フン社長は、「ベトソフペトロは長期的な戦略的枠組みの確定、リソースの画定、法的メカニズムや活動地域、財政リソースの拡大、管理業務の向上と価値の最大化の継続が必要である」との見方を示した。
 さらに、PVNと連携して投資リストの作成と管理を行い、当面及び長期的な各投資事業の効果を向上させる。新しい科学技術の各方法を適用して石油増進回収法を実施し、採掘量を確実に増加させる。
 同時に、管理能力を強化し、キャッシュフローを厳しく管理し、石油価格の各変化を頻繁に監視し、予算を有効に活用して生産活動のために財政のバランスをとる方法をタイムリーに打ち出す。生産と管理運営分野全体のコスト節約のための方法を実施する。 
 2020年、ベトソフペトロは、342万トンの石油を産出できる見通しで、委ねられた計画よりおよそ30万トン多い。そして、計画の4%を超える回収と地質学的生産量の増加を完了した。
 

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( 翻訳者:森本悠太 )
( 記事ID:5746 )