ベトナムと中国は、引き続きトンキン湾口外海域画定交渉を進め、南シナ海において共同開発に向け協力し、国際法の規定に正しく従って前向きな進展を遂げることで意見が一致した。
　１月７日、ベトナムと中国は、トンキン湾口外海域に関するワーキンググループの第14回会合と、ベトナムと中国の海上において共同開発に向けた協力について協議するワーキンググループの第11回会合をオンラインで行った。
　ベトナム側のワーキンググループのトップはベトナム外務省国家国境委員会のグエン・ダン・タン局長、中国側のワーキンググループのトップは中国外交部辺界・海洋事務司の楊仁火代表が務めた。
　友好的、率直かつ建設的な雰囲気の中、双方は２つのワーキンググループの作業について意見交換を行い、引き続きトンキン湾口外海域の画定交渉を進め、南シナ海において共同開発に向け協力して、国際法の規定、特に両国が加盟国である1982年の国連海洋法条約に従って前向きな進展を遂げるとの意見で一致したロードマップに合意した。
　双方はまた、海上問題の適切な処理に関する両党、両国のハイレベル指導者の共通認識および「越中の海上問題解決を指導するための基本原則に関する合意」を厳格に順守する重要性について強調し、意見の不一致をコントロールし、状況を複雑化する行動や係争を拡大させる行動をとらず、海上の平和と安定を維持することについて強調した。
　双方は、外交ルートを通じて双方が合意した適切な時期に、引き続きトンキン湾口外海域に関するワーキンググループの第15回会合と、ベトナムと中国の海上における共同開発に向けた協力に関するワーキンググループの第12回会合を行うことに同意した。

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（ 翻訳者:坂入菫 ）
（ 記事ID:5750 )