カヤー州パユーソ市で若者74人を軍が逮捕
2021年05月03日付 その他 - ミャンマーナウ 紙
カヤー州ロイコーにあるアウンサン将軍像の撤去を求め、2019年2月ヤンゴン市で抗議活動を行った時の様子(EPA通信)
カヤー州ロイコーにあるアウンサン将軍像の撤去を求め、2019年2月ヤンゴン市で抗議活動を行った時の様子(EPA通信)

 カヤー州パユーソ市で、軍が若者74人を町の入口の検問所で逮捕し、ロイコー刑務所において監禁、取り調べをしていると、本日5月2日に地域住民の一人が語った。
 4月30日の夜7時30分に、カヤー州各地から若者たちが車2台に分乗してやって来たところ逮捕されたのだと、その現地住民は続けて述べた。
 上述の若者たちはカヤー州のある組織が行った「青年能力向上研修」から帰ってきたもので、軍事訓練を修了した者ではないことを話した。
 「軍側がどのように情報を得たのかは分からない。軍は常に活動している。町の中にいるということ、この点は、忘れるべきでないことのひとつだ。警戒に見落としがあったと私は思う」と彼は語った。
 匿名のある青年は、その若者たちは、ある民族武装組織が定期的に行っている夏の青年能力向上研修とリーダーシップ研修らに参加して帰るところであったと、RFA通信社に述べた。
 カレンニー民族進歩党(KNPP)の第二書記長クーダニエル氏は、彼らの組織が上記の若者たちに軍事訓練を実施してはいないこと、州を代表するある組織が計画した研修のひとつでしかないことを、カヤー州を拠点にするカンターラワディタイムズ通信社に本日回答している。

Myanmar Now 2021/5/2

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( 翻訳者:OR )
( 記事ID:5883 )