自国政府の新型コロナウイルス対策に対するベトナム人満足度、世界最高


ラタナ市場研究所によると、ベトナムは政府の新型コロナウイルス対策事業に満足しているという意見が96％にものぼりトップだった。次いで中国で、満足度は93％だった。



新型コロナウイルス感染症のパンデミックの中で、自国政府の新型コロナウイルス対策に対する国民の満足度が世界各国で低下するなか、ベトナムでは国民は依然として政府の新型コロナウイルス対策に非常に満足しており、満足度は世界最高となった。

5月5日、ベトナム通信社ヨーロッパ特派員によると、ラタナ市場研究所が行った世論調査では、世界各国の国民の大半は自国政府の新型コロナウイルス対策に対し日を追うごとに満足の度合いを低下させているという結果となった。

調査は2月24日から4月14日に、世界の人口の3/4以上を占める53の国と地域の50,000人以上を対象に行われた。

政府の新型コロナウイルス感染症のパンデミックへの対応策について、各国の国民は大きく分かれており、平均で58％の人が自国政府がパンデミックに良好に対応できていると評価している。

この調査のリストでは、ベトナムは政府の新型コロナウイルス対策事業に満足しているという意見が96％にものぼり、トップに位置している。次いで中国で、満足度は93％だった。

概して、満足度の平均が75％と最も高かったのはアジア各国で、続いてヨーロッパが45％、ラテンアメリカが42％だった。国民の自国政府の新型コロナウイルス対策への満足度が最も低かったのはブラジルで、19％だった。

ドイツでもこの満足度は低下している。昨年の春はドイツ政府の新型コロナウイルス対策に満足していると答えた人が71％に達したのに対し、今回は48％まで落ち込んだ。

上記の研究は、多くのドイツ紙に掲載され、そのどれもがベトナム国民の自国政府の新型コロナウイルス対策への満足度が特に高いこと、ラテンアメリカとヨーロッパの満足度が最も低いことを強調している。

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（ 翻訳者:須賀麻莉子 ）
（ 記事ID:5953 )