全国で無料の新型コロナウイルス・ワクチン優先接種10グループのリスト作成


保健省は、優先10グループのリストを作成することが、今後の新型コロナウイルス・ワクチンの配布や接種の展開計画を策定するための基礎となると述べている。



保健省は、新型コロナウイルス・ワクチンの接種と無料接種の優先対象者の検討と統計について、全国63の省・都市に緊急公文書No.2447 / BYT-DPを公布した。

これに従い、保健省は63の省・都市の保健局に対し、政府の21/ NQ決議および政府事務局のNo.47 / TB-VPCP通告の精神に基づき、その地域で新型コロナウイルス・ワクチンを無料で接種する優先対象の10グループのリストを早急に作成するよう要請した。

これによると、新型コロナウイルス・ワクチンの無料接種が優先される対象の10グループは以下である；


感染症の予防と制御のための最前線の人員：医療施設で働く人々、感染症の予防と制御に携わる人々（各レベルの感染予防指導委員会のメンバー、隔離区域で働く人々、追跡調査や疫学調査を担当する人々、コミュニティのコロナ対策班、ボランティア、メディア関係者など）、軍隊（感染予防に携わる地方の人員）、警察（感染予防に携わる地方の人員）。

駐在のために派遣されるベトナムの外交官や職員及びその家族、政府の客人や外国から帰国するベトナム人の出迎えに直接携わる職員、在ベトナムの外交団や国連系列の組織の人員。

税関職員、出入国業務を行う職員。

航空、輸送、観光、電気・水道の供給サービスなどのエッセンシャルワーカー。

教師、教育・訓練施設で働く人々、多くの人と日常的に接触する機関や行政機関で働く人々。

慢性疾患を持つ人。

65歳以上の高齢者。

感染症拡大地域に住む人々。

貧困層、社会政策の受給者。

所轄の国家機関が海外で働くために派遣した人、海外で勉強や仕事をする人。


保健省は、各グループの人数を、4月15日までに予防医療局（保健省）、各地域のパスツール研究所に提出するよう要請している。

保健省は、これが保健省が今後の新型コロナウイルス・ワクチンの配布や接種の展開計画を策定するための基礎となると述べている。

現在までにベトナムでは、2月24日に受け取った117,600回分から、19の省・都市で約53,000人に新型コロナウイルス・ワクチンを接種している。 新型コロナウイルス感染症患者を治療している多くの施設では、すでにこの接種を完了している。

4月1日には、COVAX Facilityのワクチンの第1便（81万1200回分）がベトナムに到着した。

COVAX Facilityは、各国がワクチンに公平にアクセスできるようにすることを目的としている「新型コロナウイルス・ワクチンへの世界的なアクセス」体制である。

これは、2021年5月末までにベトナムに到着予定の合計410万回分のワクチンの最初の便である。

5月以降に受け取るワクチンと合わせ、ベトナムは2021年末までに人口の20％にワクチンを供給するという目標に達するであろう。

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（ 翻訳者:八城星 ）
（ 記事ID:5962 )