ベトミン戦線 全人民団結の力強さ
2021年05月19日付 VietnamPlus 紙
ベトミン戦線 全人民団結の力強さ
80 年前の 1941 年 5 月 19 日、ベトミン戦線は指導者グエン・アイ・クオック(ホー・チ・ミン主席)のイニシアティブによって設立された。
ベトミン戦線
全人民の団結の姿と力
誕生の経緯
1941年5月
・カオバン省ハークアン県チュオンハー社パックボーのクオイナムでの第8回(第一期)中央党会議で、党の戦略指導の方針転換を決定し、民族解放がベトナム革命の最重要の任務であることを確認した。
・会議はベトナム独立同盟戦線、略称ベトミン戦線の設立を決定し、革命での勝利の実現に向け階級、民族、宗教、各界の幅広い集結と団結を目指した。
1941年5月19日
・ベトミン戦線が誕生し、5つの角を持つ金星のある紅旗を徽章とした。
ベトミン戦線の役割と意義
(左上)
人民の各階層、愛国派各党、各救国組織を結集し、団結して全人民を動員し、蜂起して政権を獲得し、1945年8月革命を勝利へ導き、ベトナム民主共和国(現在のベトナム社会主義共和国)を樹立した
(右上)
反帝国主義と反封建主義、民族解放闘争と階級解放闘争という2つ任務の間で戦略を指導するというインドシナ共産党の正しい路線を承認した
(左下)
それまでの戦線の組織形態のモデルを総括したものであり、それらを継承しつつ、各勢力が最大限結集することを目指して同盟戦略・策略を用いたことで質的発展を遂げた
(右下)
ベトミンの成功と威信はまた、党の成功と威信と同義であった。
全人民の団結を強化し、困難を乗り越えて革命を成し遂げる。
(1945年8月革命の後)
1.ベトミンの活動は戦線組織の強化・発展を目指し、全人民団結を強化し、政権のよりどころとして、大衆に祖国の建設と防衛への参加を促した。
2.各救国団体を通じて、生産・救済・米の節約、金週間(訳注:献金運動)、平民学務などのキャンペーンに自主的・積極的に参加するよう大衆に宣伝し促したことで、経済、財政の困難を乗り越えた。
3.民族団結政策を実施し、日増しに戦線に多くの階級の人民が結集することに貢献した。
4.国会総選挙(1946年)と新憲法の制定を通じて人民の自主権行使を運動・組織し、全人民団結と革命政府の民族主権の維持に積極的に貢献した。
ベトミン戦線を設立するという決定は、党中央委員会と指導者グエン・アイ・クオックの非常に英明な方針であり、民族解放のための革命運動の発展を促進する上で重要な意義を持ち、その頂点である1945年8月革命の勝利につながった。
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( 翻訳者:浅田大輝 )
( 記事ID:6002 )