国際こどもの日：マイ・アン・ティエム伝説の切手セットを発行


マイ・アン・ティエム伝説（スイカの伝説）の切手セットは、画家のトー・ミン・チャン氏によってデザインされた4種類の切手と1つのブロックで構成されており、スイカの伝説の物語の主な内容を要約し、基本を描写している。



6月1日国際こどもの日に際して、ベトナム郵便局と情報通信省はマイ・アン・ティエムの伝説（スイカの伝説）の切手を発行した。

切手セットはベトナム民話の内容と歴史的価値を紹介することを目的とし、民間文学作品に込められた道徳的な教訓を社会、特に子供に広めることに貢献する。

マイ・アン・ティエム伝説（スイカの伝説）の切手セットは、画家のトー・ミン・チャン氏によってデザインされた4種類の切手と1つのブロックで構成されている。4種類の切手の内容は、スイカの伝説の物語の基本的イメージであり、主な内容の要約である。

伝説によると、マイ・アン・ティエムは第17代雄王の養子であった。マイ・アン・ティエムは頭脳明晰かつ勤勉な男だったため雄王に愛され、姫を娶って妻とした。

その後王の気分を害したため、マイ・アン・ティエムは王によって無人島（現在のタインホア省ガ―ソン県）に追放された。そこでマイ・アン・ティエムと妻は生計を立てるために努力した。

鳥が島に残していった種によって、夫婦は皮が緑で果肉が赤く、種が黒く、甘くて涼しげな味かつみずみずしい美味なるスイカを育てることができた。

貴重なスイカがあると知った各地の人々がマイ・アン・ティエム夫妻とスイカを売買するために島にやってきた。

マイ・アン・ティエム夫妻が島に追放されたにも関わらず、良い生活を送り貴重なスイカの種を見つけたことを知り、雄王はマイ・アン・ティエムを呼び戻した以前の身分に戻した。それ以来マイ・アン・ティエムはベトナムのスイカ栽培の祖とされている。

切手セットは生き生きと色鮮やかに描かれており、人目を惹く。物語の登場人物はベトナムの絵による多くのおとぎ話にあるようなイラストで描かれている。

4種類の切手のサイズは32×43（mm）と43×32（mm）で、価格は4000VNDと6000VNDである。ブロックのサイズは148×108（mm）で、価格は18000VNDである。

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（ 翻訳者:中村健志郎 ）
（ 記事ID:6060 )