VinFast、米カリフォルニア州で電気自動車の自動運転テストの認可を取得
2021年02月08日付 VietnamPlus 紙

VinFast、米カリフォルニア州で電気自動車の自動運転テストの認可を取得



ベトナム・ハノイのMedia OutReach誌は、2021年2月7日、カリフォルニア州自動車管理局(DMV California、米国)は、VinFast(Vingroupのグループ企業)が正式に米カリフォルニア州の全公道での自動運転テスト(Autonomous Test Vehicle Permit – ATVP)の認可証を取得したと発表した。

VinFastのVF33 – EセグメントのSUVは、2022年の第二四半期に米国のユーザーに提供される予定である

米国での慣例によれば、市場で商品化される前に、自動運転技術機能を備えた電気自動車モデルは、カリフォルニア州自動車管理局からATVPの発行を受ける手続きをする必要がある。

報道によれば、ベトナムのVinFastは57番目に認可を受けた企業である。他には、AppleやTesla、BMW、フォルクスワーゲンなど、世界をリードする自動車メーカーやテクノロジー企業が多く含まれている。

カリフォルニア州は最新のテクノロジーの中心地であるため、企業から新型電気自動車の走行試験の場所として選ばれることが多い。さらに、カリフォルニア州には、技術革新の世界的な中心地とされ、世界で最も裕福な場所の1つであるシリコンバレーもある。

米国に研究開発所(R&D)を設立し、電気自動車の走行試験の認可を取得したことで、VinFastは、ベトナムブランドのスマート電気自動車を、世界で最もレベルが高く、厳しい市場に投入する機会を得た。

2021年1月26日、VinFastは、初のスマート電気自動車の3モデルである、VF31とVF32、VF33の研究と開発に成功したことを正式に発表した。そのうち、VF31は中型SUV(Cセグメント)、VF32は中型SUV(Dセグメント)、VF33は大型SUV(Eセグメント)である。3つのモデル全てにレベル2〜3の自動機能と、スマート運転支援システム、適応車線制御システム、走行制御システム、多点衝突警告システム、衝突軽減システム、スマート自動駐車システムとドライバー監視システムの7つのグループに分けられる30のスマート機能が備えられている。

特に、VF32とVF33の2つの電気自動車モデルは、2022年から米国、カナダ、ヨーロッパの市場で販売される。電動バイクや電動バス、自家用の電気自動車などを含む、ハイテクな電気自動車の発売は、3年前に自動車市場に参入して以来のVinFastの目標であった。

ベトナムでは、2021年に販売される予定の最初の電気自動車に合わせてサービスを開始するため、VinFastはVinhomes Ocean ParkやVincom Long Bien(ハノイ)などの商業施設に電気自動車充電ステーションの設置も始めた。

詳細は以下を参照してください。
https://www.dmv.ca/gov/portal/vehcle-industry-services/autonomous-vehicle/autonomous-vehicle-testing-permit-holders/

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( 翻訳者:岡部紘平 )
( 記事ID:6079 )