グエン・ティ・ビン元国家副主席に党徽章を授与


入党75周年の徽章は、民族解放闘争や祖国社会主義ベトナムの建国と防衛に対するグエン・ティ・ビン元国家副主席の数々の功労・貢献の徴である。



10月24日朝、ハノイにて、党指導者、国家、政治局委員を代表して、グエン・スアン・フック国家主席が、元党中央執行委員会委員であり元国家副主席のグエン・ティ・ビン氏に党75周年の記章を授与した。

式典には、元政治局委員/元国家主席チャン・ドゥック・ルオン氏、党中央委員/国家副主席ヴォー・ティ・アイン・スアン氏、元党中央委員/元国家副主席グエン・ティ・ゾアン氏ほか、国家主席官房の指導部、省庁・地方の指導部などが参列した。

式典でのあいさつでグエン・スアン・フック国家主席はグエン・ティ・ビン元国家副主席の重要な貢献について触れ、彼女が職位や仕事内容に関わらず、常に党員の先駆者となり、党や祖国に忠誠を誓い、全身全霊で党・民族の革命に奉仕し、任された任務を見事に完遂したことは、党、国家、人民の信頼に相応しいことを確認した。

国家主席は、国家への多大な貢献によりグエン・ティ・ビン氏は党・国家からホー・チ・ミン勲章とその他多くの崇高な賞を授与されるのだと強調した。

本日グエン・ティ・ビン元国家副主席に授与された入党75周年徽章は、民族解放闘争や祖国社会主義ベトナムの建国と防衛に対するグエン・ティ・ビン氏の数々の功労・貢献について党・国家・人民が高く評価した徴である。

これはグエン・ティ・ビン氏と特に家族の、そして国家主席官房全体の栄誉であり誇りである。

（グエン・ティ・ビン）同志の学習や鍛錬、奮闘、成長の過程や革命の偉業は若い世代の党員が学び、見習うための模範である。

入党75周年徽章を受け取った栄誉と誇りを表明し、グエン・ティ・ビン元国家副主席は、人生のそして革命のすべての期間において、党に託された任務を完遂するため不断の努力を続けてきたと語った。

グエン・ティ・ビン氏は、光栄なことに何度もホー・チ・ミン主席に会い、常に励まされ、託された任務を完遂するための指導を受けることができた。

グエン・ティ・ビン元国家副主席の出生名はグエン・チャウ・サといい、1927年、伝統的に愛国心豊かな家庭に生まれた。

1944年、17歳になったばかりの頃、彼女は学生運動、婦人運動、知識人による平和闘争運動のリーダーに加わった。

1947年、彼女はインドシナ共産党（現在のベトナム共産党）に入党した。革命運動の間ずっと、彼女は党や国家から多くの重要な職務を任された。例えば、南ベトナム解放婦人連合会副主席（1960年）、南ベトナム共和国臨時革命政府外務大臣（1969～1975）、パリ和平会談の際の臨時革命政府特使団長（1969～1973）、教育大臣（1976～1987）などがある。

1992年から2002年までは、ベトナム社会主義共和国副主席を務めた。

2003年、ベトナム平和開発基金を設立し、現在に至るまで会長を務めている。

その他にも、彼女はベトナム枯葉剤被害者協会の名誉会長である。

Tweet

この記事の原文はこちら

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:斉藤彩香 ）
（ 記事ID:6214 )