ホーチミン市、11 月 1 日から卸売市場、店内飲食を再開予定


11月1日より、ビンディエン市場会社は、市場の全業種で市場のキャパシティの約30%にあたる約600名の商人で、建屋での市場を再開する。



10月22日午後、ビンディエン市場管理経営会社（ビンディエン市場会社）は、ホーチミン市8区ビンディエンの農産物及び食料品卸売市場の商人や協力者に対し、公文書330/CV-BDを送付し、市場の再開を通知した。

11月1日より、ビンディエン市場会社は、市場の全業種で市場のキャパシティの約30%にあたる約600名の商人で、建屋での市場を再開する見込みである。

ビンディエン市場会社はまた、市場において、荷の積み下ろし、食堂、氷水の提供や水産物加工作業を含む様々なサービスを展開する。

市場再開に際し、ビンディエン市場会社は、管理サービス料、保管料、入場料、区画料など発生した実費を集金する。

ここではブースは互い違いに配置され、接触を制限し、市場への出入カードに情報を記録するため、荷の積み下ろしや加工は所定の場所でのみ行われる。

ビンディエン市場会社は、市場営業時に出入りする人数をチェックするため、建屋の出入口の50%を一時的に閉鎖する（現在は会場Ｂ，Ｄ，Ｆに36の出入り口がある）。この会社はまた、混雑を回避し、多くの人が集まる状況を最大限制限するため、交通調整も行う。

各建屋の守衛室と運営委員会は、タイムリーに監視することで新型コロナウイルス感染予防対策の違反行為を発見するため、市場が営業している間はずっと、セキュリティカメラをチェックする人員を配置する。

ビンディエン市場会社代表は、市場敷地内での路上を占拠する商売という状況の再現は許可せず、また、ボトル収集や宝くじの販売、物売りはすべて厳禁すると述べた。

典型として、加工作業は指定エリアのみで実施され、他の人との距離を最低でも2メートル確保しなければならない。それだけでなく、加工作業エリアで作業する従業員の最大人数は、借りている面積に拠って規定される。

加工作業エリアにおいて、ビンディエン市場会社は、各事業者が建屋における加工作業を制限し廃止に向かうことを奨励するため、面積縮小もしくは借上価格・サービス料の値上げなどの方策を実施する。

また、各建屋の経営状況や、商人・労働者ごとの基準への対応程度に応じて、ビンディエン市場会社は、市場で活動する商人の人数を30%から100%まで増加させる計画を進める予定だという。

商人、零細商は、新型コロナウイルス感染拡大防止のための基準を十分に満たした場合のみ経営活動を許可されるが、加工作業を行わず、取引の際に現金を使わず、商品を個別に荷造り・包装することを約束する商人が優先される。

商人、卸売り業者、労働者、運転手、買い物をする人を含む市場入場者は、市場入場カードの作成、新型コロナウイルスワクチンの2回接種、5Kの遵守、市場の交通案内に従っての移動という基準を守らなければならない。

本日はまた、ホーチミン市のファン・ヴァン・マイ人民委員会委員長が、市は、感染レベル1の地域を優先に、店内飲食などの一部のサービスを再開する予定だと報告した。

この種のサービスの再開は、市の各分野が規定した安全基準に従わなければならない。

これに先立ち、ホーチミン市人民委員会による第18号指示に従い、10月1日より、バー、ビールクラブ、パブ、スパ、マッサージ、美容サービス、店内飲食、映画館、サーカス、ディスコ、カラオケ、ゲームセンター、自然発生の市場、物売り、宝くじなどを除き、多くの業界や分野が営業を再開した。飲食業も再開されたが、持ち帰りのみで、店内でのサービスはできない。

ホーチミン市商工局は、報告書を提出し、ホーチミン市人民委員会に対し、ビールや酒などの販売を除き、飲食業が持ち帰りと店内飲食の2つのサービス形態により販売することを許可するよう要請した。

飲食業営業の条件は、医療分野が出している新型コロナウイルス感染防止における安全性のための要求に応え、市の飲食店や食品を扱う店での感染を防止し安全に経営するための評価基準に従うことである。

飲食店は、キャパシティの最大50％で21時までしか営業できず、各テーブルで2人を超えない密度を保ちテーブルの間隔を最低でも2メートル保つ。

ホーチミン市商工局の評価によると、地域における社会的距離を緩和して15日後、多くの飲食店が安全で国民のニーズに合ったサービスをするという条件のもと営業を再開しているという。

しかし、営業再開の比率は未だ高くはなく、ホーチミン市の消費者の需要に十分に応えられてはいない。

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（ 翻訳者:田中佑佳 ）
（ 記事ID:6237 )