ヤンゴン市の新型コロナウィルス感染症センターにおいて仕事をする人を軍評議会が日給8000チャットで募集
2022年02月08日付 その他 - エーヤーワディタイムズ 紙
ヤンゴン 2月8日
ヤンゴン市にある新型コロナウィルス感染症センターにおいて患者の世話をするための、またその他の支援をするためのボランティアが不足しているため、軍評議会が金銭を支払って募集しているという情報が得られた。
新型コロナウィルス感染症センターにおいて支援する若者がいないことと、その他の事情でボランティアが不足しており軍評議会としては現在のように1日8000チャットの金銭で雇用しなければならないことを、ヤンゴンを拠点とするある援助団体の責任者がエーヤーワディ・タイムズに述べた。
「現在、新型コロナ感染症治療センターでは患者が再び増加している。これらの場所では、働いてくれる人がいないので、日給8000チャットで雇用している。以前のようなボランティアはいない。(ゆえに)先に述べたように雇用しなければならないのだ」と同氏が述べた。
ミャンマーにおいて新型コロナウィルス変異株であるオミクロン株の国内感染が発見されており、ヤンゴン市においても集団感染がみられるが、多くは通常通り生活していることがヤンゴン住民の発言によりわかった。
「最近、新型コロナウィルス感染症の陽性者が再びやや頻繁にみられるようになってきている。重要なのは、全員が病院に行って検査できる状況にはないということだ。現在、何の病気にもかかっていないような人にも陽性者が見つかる」とヤンゴン市民の一人が述べた。
現在のところ、今月第一週目においてヤンゴン市内ミンガラドン区アレーバウ停留所ミンガラドン工業団地の望遠鏡工場において、新型コロナウィルス感染症陽性者が何百人もみつかったことと、バハン区ズィウィタダーナ僧侶病院において陽性者が40名ほど出て集団感染したことが分かった。
ヤンゴン市において2月初旬から集団感染が見つかっている工場、小規模工場が一部あったが、これらの工場も通常通り操業していることがわかった。
「現在、私たちが知る限り、一部の工場は新型コロナウィルスに集団感染していると分かっている。しかし、そうした工場は今まで継続して操業していることがわかっている」とヤンゴンを拠点とするある援助団体が述べた。
モータウッ / エーヤーワディ・タイムズ
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( 翻訳者:ビルマ語メディア翻訳班(SA) )
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