祝日のピーク時、ノイバイ空港の利用客への注意


ノイバイ国際空港幹部は、フライトの遅延を避けるため、旅客に対し、出発時間よりも早めに（国内線の場合は２時間前、国際線の場合は３時間前）積極的に空港に着くよう推奨する



ノイバイ国際空港幹部は、同空港の国内線利用客（旅客数）について、新型コロナウイルス感染症の流行による２年間に及ぶ制限の後、力強い回復を見せていると述べた。

最近の増加傾向から、今年4月30日から5月1日にかけての祝日のピーク時には、最も多い日で１日500便超、約7万8000人から8万人の旅客数に達することが予想され、その内、国内線が大半を占めるとみられる。

空港の処理能力は超えてはいないものの、一部ピーク時に発生しうる局所的な混雑のリスクを避けるためにも、ノイバイ国際空港の幹部は旅客に対し、フライトの遅延や乗り逃しをしないための注意喚起をした。

具体的には、ノイバイ旅客ターミナルの駐車場の混雑を緩和するため、利用者に自家用車での送迎でなく公共交通機関の利用を推奨する。タクシー利用の際はターミナル内の通行を気にせず、もとよりピーク時非常に混雑する第1旅客ターミナル（T１）で駐車スペースを探す時間も省ける。

それに加え、空港での旅客輸送が認められている17社は、サービスの品質保証をするとともに、早朝、深夜を含むすべての時間帯において交通手段（タクシー、ハイヤー、バスなど）を提供する保証をしている。

旅客はまた、空港の混雑を避け旅客の往来をスムーズにするため、近親者による送迎を制限することが求められる。とりわけ、飛行機での移動を計画する際は、身分を証明する書類を適切に準備し、注意深く確認しなくてはならない。

ノイバイ国際空港幹部は、空港までの交通渋滞や、一部ラッシュアワーの空港における局地的混雑による遅延を回避するため、出発時間よりも早めの空港到着（国内線の場合は２時間前、国際線の場合は３時間前）を推奨する。

それに加え、チェックインカウンターに並ぶ際の待ち時間節約のため、WEBチェックインまたは空港にあるキオスク（自動チェックイン機）でのセルフ・チェックインを推奨する。現在、ノイバイ国際空港での搭乗手続き時、セルフ・チェックインをする旅客数は以前より増加しており、全体の30～35％を占める。

さらに、旅客は、サービスを受ける際、航空会社スタッフの案内に協力し従っている。また、乗客のサポートにあたるため、保安スタッフ、地上サービススタッフ、航空会社のスタッフなど最前線で働くスタッフが増強されている。

ノイバイ国際空港幹部は、「新型コロナウイルスの感染は部分的に制御されているが、旅客は５K（マスク、消毒、間隔、大勢で集まらない、健康申告）を遵守し、PC‐COVID（オンライン医療申告アプリ）で健康状況を申告している」と述べた。

ノイバイ国際空港側も、祝日のピーク時に首尾よく対応するため、ノイバイ国際航空局の指導に基づき、4月28日以降、レベル１のセキュリティ強化対策を適用する準備を行った。

同時に、地上のサービスを提供する側は、航空各社との連携を強化して旅客数を把握し、実情に応じた手続きカウンター、搭乗ゲート、手荷物ターンテーブルの分担計画を立てるとともに、ラッシュアワーに増便する航空会社向けに十分な数の予備カウンターを確保する。


【写真】ノイバイ国際空港でVietjet航空のチエックインエリアで搭乗手続きをする利用客

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（ 翻訳者:田中千笑 ）
（ 記事ID:6414 )