厳しい暑さ、ハノイ市の電力消費は記録更新


統計によると、6月21日のハノイ市の総電力消費量は、1億27万キロワット（kWh）に上り、 2021年のハノイで記録した最大電力消費量よりも233万kWh高かった。



ハノイ電力総公社（EVANHANOI）によると、 2022年初の猛暑日になったばかりにも関わらず、電力消費量は記録的なピークに達した。

統計によると、6月21日のハノイ市の総電力消費量は、1億27万キロワット（kWh）に上り、 2021年のハノイで記録した最大電力消費量よりも233万kWh高かった。

ここ数日間に電力消費量の大幅な増加をもたらした主な原因は、冷蔵庫やエアコンなどの冷却機器の使用を引き起こしている暑さによるものである。このことは、多くの場所で過度に負荷をかけてフルに稼働しなければならず、局所的に送電網を故障させるリスクを高めている。

家庭の場合、長引く厳しい暑さは、電化製品の動作状態に少なからぬ影響を与え、性能を低下させる。日常生活での電力の使用については、過度の負荷や故障、ブレーカーが落ちるリスク、また火災や爆発が起きるリスクまでもが、猛暑日は通常と比べて高くなる。

厳しい暑さの天気予報は今後も続くとされる。それゆえ、安全に継続的に電力供給を確保するため、 EVANHANOIは顧客に対し、引き続き電気を経済的に効率的に使用し、不要な電気を消し、電力システムのピーク時（毎日11時30分から15時、20時から23時の時間帯を含む）には電力消費の多い製品の使用を制限するよう推奨する。

首都の電力部門は、送電網の過度の負荷を回避すると同時に、送電網、発電所と住宅地での火災や爆発のリスクを防ぐために、電化製品を一度に多く使用しないよう顧客に注意を呼びかけた。


【写真】送電網の稼働状況を確認するハノイ電力総公社の職員（写真：evnhanoi）

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（ 翻訳者:向井千景 ）
（ 記事ID:6469 )