チタヤム・ファッション・ウィークスタイルの動画作成により、パヤクンブ地区郡長解任
2022年08月08日付 Kompas 紙
チタヤム・ファッション・ウィークスタイルの動画作成により、パヤクンブ地区郡長解任させられたデヴィ・ノヴィタ氏
チタヤム・ファッション・ウィークスタイルの動画作成により、パヤクンブ地区郡長解任させられたデヴィ・ノヴィタ氏

チタヤム・ファッション・ウィークスタイルの動画作成により、パヤクンブ地区郡長解任

パダン、kompas.com配信
西スマトラ州パヤクンブ市東パヤクンブのデウィ・ノヴィタ地区郡長は、自身のSNSアカウントにチタヤム・ファッション・ウィークスタイルのビデオコンテンツを作成してアップロードし、群長を解任された。

デウィ氏は、去る5月8日以降パヤクンブ・ティムール地区の郡長の地位から外され、自治警備隊の書記官に転属となった。
デウィ氏は、若者たちの創造性を刺激するためにビデオを作成したと説明した。

去る 8 月 8 日にKompas.com の取材に対し同氏は、「若者の創造性を高めることが目的だ。なぜビデオが問題になるのか分からない」と語った。

デウィ氏によると、ビデオはシンパン・ベンテン( 西スマトラ・パヤクンブの道路)で作成されたものであり、付随するイベントは無いという。
「”チタヤム・ファッション・ウィーク(*1)のスタイル”をしていたのは私一人だ。イベントは無かった」と同氏は述べた。
デウィ氏はなぜそのことが最終的に問題になったのかがわからないまま、解任させられた。
同氏によれば、もっぱらパヤクンブのインドネシアウラマー評議会から、その服装が良識の規範に反しているとするコメントがあったという。

「私は何も間違っていない。きちんとしているし、若者の創造性を高めることを目的としている」と同氏は述べる。

その一方で、同氏は上述の決定を誠実に受け止めた。

「これは指導部の決定であり、私はそれを受け入れる」と同氏は述べた。

一方で、パヤクンブの地方書記長であるリダ・アナンダ氏は東パヤクンブ群長のデヴィ・ノフィタ氏がパヤクンブ自治警察隊に転属となることを認めた。「彼女は既に、パヤクンブ自治警察隊長官に転属となった。これは人事異動であり、行政においては一般的なこと」とリダ氏は述べた。

*1 昨今、様々なファッションをまとった若者たちが首都ジャカルタ中心部の駅前広場に集い、注目を集めているイベント現象。チタヤム地区などジャカルタ周縁に位置するエリアの若者たちが始めたとされる。

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( 翻訳者:村田悠馬 )
( 記事ID:6474 )