ベトナム人観光客、どの国への海外旅行を希望しているのか?


ここで挙げる国はいずれもビザの規制が解除されており、観光や娯楽の選択肢が多く、航空便の通常運航も多く再開しているため、ベトナム人観光客がより気軽にスーツケースを手に旅立てる。



ベトナムが完全に観光業を再開してから1ヶ月が経ち、航空各社も徐々にベトナム行きのフライトを再開している。そうしたなか、2年以上に及ぶ行動規制に耐え忍んだベトナム人観光客も、海外旅行への期待感を抱いている。

それでは、憧れの旅行先としてベトナム人観光客から最も検索されている国はどの国なのだろう。世界トップのオンライン旅行（予約）プラットフォームの一つであるアゴダは、 4/1~4/14のアンケートを通して、このことについて公表した。

それによると、ランキングトップを獲得したのはタイである。賑やかな首都バンコク、素敵なビーチ、活気があるショッピングエリア、特色あるグルメ、多様な文化の“黄金寺院の国”は、常にベトナム人観光客が訪れたいと願う魅力的な国だ。

続くランキングも東南アジア地域の国で、シンガポールがカンボジアとともに2位にランクインしており、マレーシアが4位をキープ、フランス、韓国、アメリカ、フィリピン、日本、インドネシアがこれに続いている。

これらはいずれもビザの規制が解除されている国で、観光や娯楽の選択肢が多く、航空便の通常運航も多く再開しているため、観光客が気軽にスーツケースを手に旅行しやすい。それに加え、域内各国間の長年にわたるビジネス協力やベトナムと各国との二国間の観光分野における諸合意は、今後の観光業の成長をさらに力強く発展させるための足掛かりとなっている。

フランス、韓国、日本、アメリカも、検索数の高い国ランキングに入っている。

「新型コロナウイルス感染症の影響による長い国境閉鎖期間を経て、ベトナム人観光客の外の世界に出かけたいという欲求は高まっている。東南アジア各国とヨーロッパのいくつかの国が、ベトナム人に最も検索されている旅行先トップ10にランクインしたことは、国境を越えた往来の再開後、ベトナム人が依然として旅行を待ち望んでいる証だ。今後、旅行の制限が日ごとに、より緩和され、それにより、パンデミック以前の旅行の興奮や情熱を観光客がすぐに取り戻すことを私たちは信じている」。アゴダベトナムの社長Lam Vu氏はそう話した。

アゴダは、オンライン旅行サービスプラットフォームの一つであり、290万を超える世界中のホテルやリゾート、フライト、空港送迎サービスなどのネットワークを持っている。
同社のウェブサイトとモバイルアプリは39の言語に対応しており、24時間365日の顧客サポートサービスを提供している。


【写真①】タイはベトナム人観光客の海外旅行先ランキング首位である。
【写真②】フィリピンもベトナム人観光客の旅行先トップ10に入る。

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（ 翻訳者:向井千景 ）
（ 記事ID:6475 )