ガンジャル・プラノウォ氏、大統領選出馬を表明
2022年10月20日付 Kompas 紙
バタック伝統のスレンダンの布を持ち、ボロブドゥールマラソン2022でフィニッシュを遂げるガンジャー・プラノウォ・中部ジャワ州知事
バタック伝統のスレンダンの布を持ち、ボロブドゥールマラソン2022でフィニッシュを遂げるガンジャー・プラノウォ・中部ジャワ州知事

ジャカルタ、kompas.com配信-ガンジャル・プラノウォ・中部ジャワ州知事は闘争民主党(PDI-P)の擁立があれば大統領候補者に就任する可能性が自身にあると述べた。

「同党がその後総括的に議論し、彼らが国民の代表として最適な人材を探し出すとしたならば、彼らはその心づもりを持っているはずだろう」と同知事は去る10月18日、YouTubeチャンネルBerita Satu上にアップロードされたインタビュー動画の中で述べた。

大統領へ立候補する心づもりがあるという声明が、ガンジャー知事の口からされたのは初めてのことであり、それは闘争民主党の同僚から長期間否定的な見方を示された後のことであった。

そうであるにも関わらず、ガンジャー知事は、メガワティ・スカルノプトゥリ闘争民主党総裁によって大統領候補の発表が行われることになっている党内部の政治的道徳をもっぱら尊重すると発言した。

しかし、一方で、ガンジャー知事は、大統領候補または副大統領候補を擁立する上で党は調査結果も検討しなければならないとも評価している。

「当然、調査で明らかになった現実は関わってくることだ。国民の声も無視してはいけない」と闘争民主党幹部は述べた。

さらに、ガンジャル氏は自身が政党間の政治的協働の実現において、闘争民主党が取る統合のステップを見守っているという。ということを続けて述べた。

ガンジャル氏によると、闘争民主党は2019年の総選挙の勝者として単独で大統領候補者の擁立ができることになっている。

それゆえ、他の政党は政治的協働において、闘争民主党と合流することが望まれるとガンジャル氏は述べた。

「なんだかこの民族は単独で管理するには大きくなりすぎたように感じる。そこには多く
の複次元的な問題があり、連帯が必要になる」とガンジャル氏は述べた。

ガンジャル氏は以前、候補者選出される可能性が高いとした多くの機関の調査結果に自身が影響されているわけではないと述べた。

ガンジャル氏は闘争民主の幹部として、将来誰が大統領候補に擁立されるのかに関しては、同党のメガワティ総裁が下す決定に忠実に従うと述べた。

「調査は調査機関の仕事にほかならない。党の決定は会議を受けたメガワティ総裁にある」と去る6 月 22 日、南ジャカルタのレンテン・アグンにある闘争民主党学校でガンジャル氏は述べた。

ガンジャル氏によると、2024 年の大統領選挙に関してはこれまで議論がなされていないという。

「議会の権限は(総裁に)ゆだねられているので、闘争民主党内では議論は行われていない」とガンジャル氏は述べた。

しかしながら、ガンジャル氏は他の政党の姿勢について発言できないということを認めた。同氏は、他の政党による決定を尊重すると表明した。

「他の政党には、それぞれの過程があるということを私は尊重する。私たちはどの政党も尊重する。しかし闘争民主党にとっては、それが特権である」とガンジャル氏は述べた。

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( 翻訳者:岩見陸 )
( 記事ID:6511 )