ベトナム訪問外国人観光客、約のべ 187 万人


今年の1月から9月までの9か月間に、我が国を訪問した外国人観光客はのべ187万人に達し、昨年の同時期に比べ16.4倍となったが、新型コロナウイルス流行前の2019年同期より大幅に減少したままである。



9月29日に統計総局が公表した情報によると、2022年の1月から9月までの9か月間に我が国を訪問した外国人観光客は約のべ187万人に達し、昨年同期に比べ16.4倍となったが、新型コロナウイルス流行前の2019年同期より大幅に減少したままである。

このうち、88.6％の外国人観光客が空路により到着した。

2022年9月の1か月間のみでは、ベトナムを訪れた外国人観光客はのべ43万2000人近くに達し、前月に比べ11.2％減少した。

夏の間の娯楽や旅行の需要の高まりにより、9か月間の宿泊、飲食サービスの収益は430兆9000億ドンに達し、前年同期と比べ54.7％増加したと推計されている。

旅行、特に国内旅行の動きが大きく回復したことから、2022年の9か月間の旅行による収益は18兆2000億ドンに達し、前年同期の3.9倍となるとみられる。しかし、今年の9か月間の旅行による収益は2019年同期の55.9％相当に過ぎない。

外国人観光客を獲得するため、旅行業界全体がベトナムの観光イメージの宣伝を推進している。このほど文化スポーツ観光省観光総局はTikTokとベトナム観光協会と連携し、人々がベトナムの伝統音楽の美しさを知り、文化を重んじ、国の観光の宣伝に貢献するよう「ベトナムの響き」キャンペーンをTikTok上で行っている。

観光総局は、オンラインでの観光の宣伝が不可欠となる傾向にある中、本キャンペーンが国内外の人々に地方の美しい風景や文化が広まることを期待している。

10月9日から14日まで、クアンナム省ズイスエン県ホイアンのナムホイアンリゾート（ホイアナ）でメコン観光フォーラム2022が対面とオンラインで開催される。フォーラムのテーマは「観光再建―復活力ある観光復興」である。我が国がメコン観光フォーラムの主催を担当するのは、これで3回目である。

観光総局によると、フォーラムの宣伝や通達の促進が強力に進められており、ベトナム観光を宣伝するための観光用ビデオクリップが多数上映される予定だ。6ヶ国の国旗を使ったダンスの芸術的プログラムの他、ベトナムの伝統文化の特徴を色濃く反映したパフォーマンスも注目されている。

メコン観光フォーラム2022は、大メコン圏（カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、中国、そしてベトナムの6ヶ国）内外の国々に対し、各企業の懸け橋となり、ベトナムの文化、観光、人々を宣伝する機会になると言えるだろう。

メコン観光フォーラムは毎年開催されるイベントで、6つの参加国において順番に開催される。フォーラムの枠組みの中で、大メコン圏の観光会議、開催国の観光を含むメコン諸国での観光展示会、主催国の観光地紹介、産品や観光地を知るための調査が行われ、企業同士の懸け橋となり、観光業関係者同士の出会いの場となる。



【写真】フート省ベトチー市フンロー村のフンロー古村区を訪れる外国人観光客

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（ 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 ）
（ 記事ID:6518 )