カインホア省、ロシアおよび周辺国からの観光客誘致のため航空路線を拡大


2022年10月25日から2023年4月30日まで、1便あたり旅客数180~200人のカインホア省カムザイン国際空港とカザフスタンアルマトイ国際空港間のフライトが、1週間に行きと帰りの2本就航する。



アネックスベトナム商業旅行会社のブイ・クオック・ダイ副社長によると、10月25日から、ロシアやカザフスタン、旧ソ連諸国からの観光客向けのカインホア省ニャチャンへの旅行やバカンスのパッケージツアーのためのベトジェット航空のフライトが就航する予定である。

アネックスベトナムによるこの活動は、ベトジェット株式会社と共同で実施する。

2022年10月25日から2023年4月30日までの第1段階では、1便あたり旅客数180~200人のカインホア省のカムザイン国際空港とカザフスタンアルマトイ国際空港間のフライトが、1週間に行きと帰りの2本就航する。

フライトのスケジュールはカムザイン国際空港発が毎週火曜日と金曜日、アルマトイカザフスタン国際空港発が毎週水曜日と土曜日である。各団体観光客は、カインホアの３~５星ホテルに1週間から1カ月ほど滞在予定だ。

カインホアへの観光客たちは、旅行保険への加入、滞在中コロナ蔓延防止策実施を約束することへの同意、有効期限まで6カ月以上あるパスポートの所持という要件をすべて満たさなければならない。

アネックスベトナム副社長のブイ・クオック・ダイ氏によると、ベトナムへの最初の便で、カインホア省を始めとるベトナムの既存の観光の可能性、強み、インフラについて調査視察するファームトリップのグループが到着する。外国人観光客は、美しく親しみやすく、多様な観光商品のあるベトナムの姿を知ることができる。

カインホア省は、海や島の観光、美しい景色、新鮮で美味しい食べ物、多くの独特な観光商品などに優位性があり、滞在、休暇先としてここを見出す外国人観光客がますます増えている。

新型コロナウイルス感染症が発生する前までは、ニャチャンへのロシア人観光客数は多く、特に2019年は、ベトナムへのロシア人観光客の70％以上を占める延べ46万3千人超のロシア人観光客がカインホア省を訪れた。

2022年の9か月間で、カインホア省は滞在、休暇、観光などが目的の210万人以上の観光客を迎え、観光業の総収入は10兆ベトナムドンに達した。その中でも外国人観光客は15万人を超え、2021年の同時期の7.3倍となった。


【写真】ベトジェット航空の飛行機

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（ 翻訳者:柏原裕香 ）
（ 記事ID:6532 )