16日間の女性に対する暴力撤廃運動がKNU地域で開始
2022年11月27日付 その他 - カレンインフォメーションセンター 紙


2022年11月27日 

国際的な16日間の女性に対する暴力撤廃運動は、カレン女性機構(KWO)が主導し、カレン民族同盟(KNU)支配地域であるパアン県フラインボエ郡カマータ村にて11月25日から始まった。

毎年11月25日に開催される前述の16日間の運動は、将来女性に対する暴力を撤廃するため、KNU支配地域の住民に良く理解させることを目標に行っていると、KWOパアン県議長ノーマセインチョーが述べた。

「今の時代を見ると、女性に対する暴力がよく見られる。このような女性に対する暴力撤廃運動期間は女性にとって非常に重要な期間だ。私たち女性は我々の権利を知り理解するため、何か起こった場合には自身でそれに抵抗し勇敢に述べることができるようにするため、そしてこれらのことを知っておくため(の活動)である」と、本紙に述べた。

その他に、11月25日に16日間の運動が開始されたあと、KWOが12月10日に、KNU支配地域内の農村地域を訪れ、女性に対する暴力撤廃の知識向上に向けた会議を行う予定であることも、ノーマセインチョーが続けて述べた。

その日に開催された16日間の運動の開会式に、関係する地元のKNU関係者や学生、学校の先生、地元の人々など合計で300人近くが集まり、女性に対する暴力に関係した知識を教えたり、実演プログラムを行ったり、活動賞賛の歌を歌ったりした。

「私たちのフラインボエ郡の中で現在女性に対する暴力は、女性だけではなく、子どもや男性も被害を受けている。しかし、大規模に行われているのは見たことがない。しかし、このような運動を多く行うことができればできるほど、私たち地域住民はこうした女性に対する暴力に関係するものをより一層理解するようになる」と、式に参加したKNU支配地域フラインボエ郡郡長であるソーバレは述べた。

国際的な16日間の女性に対する暴力撤廃運動は、毎年KNU支配下の各地域で行われているほか、国境地帯の難民キャンプや国境の町で女性団体が主導して開催されているが、現在KNU支配地域パアン県を除いた他の地域の大部分では、軍評議会との戦闘が原因で行うことができていないとのことだ。

1960年、ドミニカ共和国のラファエル・レオニダス・トルヒーヨ・モリナ大統領が彼に抵抗したミラバル3姉妹を暗殺した。その暗殺した日にちなんで、1999年に開催された第54回国連総会の決議54/134号に基づいて、毎年11月25日が女性に対する暴力撤廃の国際デーとして定められた。

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( 翻訳者:MY )
( 記事ID:6559 )