国内の武力紛争により避難民が300万人超え
2023年04月28日付 その他 - ウエスタンニューズ 紙
Western News 4月28日
国軍によるクーデター以前とクーデター後にミャンマー国内で起きた武力紛争によって住居を放棄し逃げ出さなければならなかった国内避難民が合計300万人を超えたと、ISP Myanmar(戦略政策研究所-ミャンマー)が発表した。
2021年2月1日にミャンマー国軍がクーデターを起こした後、少数民族武装勢力を含め、国民防衛部隊PDFとの間で戦闘が発生し、避難民が少なくとも2,694,567人増加し、クーデター前の国内避難民数497,200人を超えていたとISPが述べた。
その中でムスリムを含む100万人以上の難民は、タイ、インド、バングラデシュに国境を越えて逃げていたことが分かった。
「2023年に武力紛争が一層激化するのに応じて避難民の数も増加してきた。今年最初の4ヶ月で国内全体の避難民が682,344人以上増加した。この数値はクーデター後に増加した紛争避難民合計の4分の1以上である」と述べた。
軍評議会が戒厳令を発令している郡区中16の郡区でも避難民が増加し、今年の2月1日から4月20日の間でそれら郡区内の避難民が357,520人増加した。
「クーデター後で最も多くの紛争避難民が発生している地域がザガイン管区だ。ザガイン管区の避難民は計1,374,083人を超えた。次に多い地域がマグェ管区で、カヤー州が3番目である」とISP Myanmarが述べた。
その中でザガイン管区、キンウー郡の避難民が最も増加しており、121,300人を上回る人々が住居を放棄して逃れていることが分かった。
現在カレンニー州、カレン州、カチン州、マグェ管区、バゴー管区、タニンダーリ管区、ザガイン管区、エーヤワディー管区とネーピードーでミャンマー国軍と少数民族武装勢力を含む国民防衛部隊PDFによる戦闘が激化していることが分かっている。
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( 翻訳者:G.M )
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