ラプッタ市に到着した5000名を超えるサイクロン避難民へ食糧支援が必要
2023年05月10日付 その他 - RFAビルマ語 紙
ラプッタ市にサイクロンから避難してきた住民たち 2023年5月8日 (写真:ハート・ラプッタ)
エーヤーワディ管区ラプッタ市内に5月6日から5月9日の間にサイクロンから逃れて5000人を超える地元の人々が辿り着き、食糧支援が必要である、とラプッタ市に居るサイクロン避難民への支援者が本紙に述べた。
ラプッタ市に辿り着いた地元の人々はピンサルー村落区、サルーセイッ村落区とグインパウッなどの村からの人々であり、大多数が僧院や親しい知人・友人の元で暮らさなければならないと社会支援組織が述べた。
それぞれの状況下でそれぞれが料理をして食事をすることがあるように、僧院と寄付者が米を支援してくれることもあるが、まだ十分ではないとラプッタ地区の社会支援組織の責任者の一人が本紙に述べた。
サイクロン避難民は自分たちが集まって料理をする場所もある。僧院において、いないといっても最低一ヶ所に4〜500人集まっている。それで、寄付者によって支援している。
ラプッタ市内に到達したサイクロン避難民にどのような支援を行ったのかということを知るため、軍評議会エーヤーワディ管区報道官ウー・マウンマウンタンに、本紙は電話で連絡したが応答はなかった。
軍評議会報道官のゾーミントゥン少将は、エーヤーワディ管区にサイクロンシェルター118ヶ所を建設しており、さらに17戸のシェルターを建設中であり、そのほかにも6つの郡で6000人分の救援物資を用意したと5月8日に軍評議会系の新聞を通じて伝えた。
ベンガル湾の南東部に発生した小規模なサイクロンは北西へ移動し、勢力のある小規模サイクロンになっていると、軍評議会の気象水文局が今日5月10日の朝発表した。
その勢力のあるサイクロンはバングラデシュとミャンマーの沿岸部に向かって進む可能性があるため、オレンジ色の(警戒)レベルに定められたと言った。
エーヤーワディ管区は2008年5月2日にサイクロン・ナルギスによって最も大きな被害を受け、少なくとも13万8373人が亡くなった。その中に、ラプッタ郡では約8万人が含まれている。
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( 翻訳者: H.K, G.M, A.I )
( 記事ID:6650 )