ラカインで軍管轄地域ごとに復興を迅速に行っているということをAAが語る
2023年06月21日付 その他 - ウエスタンニュース 紙


サイクロンにより崩壊してしまった家々と、飲料水貯水池を軍管轄地域ごとに再度建設し、復興事業も迅速に行っているということを、アラカン軍(AA)が語った。

5月14日に襲ったサイクロン・モカのため、シットウェ、ポンナチュン、チャウトー、ミャウウー、ミンピャー、パウットー、ミェーボン、ヤテータウン、ブーディーダウン、マウンドーに始まる郡が損害を被り、その中でもシットウェ、ポンナチュン、ヤテータウン、チャウトー市は損害が一番大きかった。

AAの報道官であるウー・カイントゥカは「あらゆる資源を基盤として、国民を支援している。サイクロンで破壊された家々を軍管轄地域ごとに各村で順番に支援しています。米、油、塩に始まる基本食糧も、我々ができる限り援助している。そして、家の屋根となる防水シートも配布している」と言った。

サイクロンの影響で、各郡の多くの村では、飲料水貯水池に海水が入り込んだため、ほとんどの貯水地がダメになってしまったが、その海水を給水用ポンプによって排水できた、とウー・カイントゥカが語った。

AAはミャウウー、チャウトー、ヤテータウン、ブーディーダウンなどの郡において、サイクロンの被害を受けたムスリムの村落へ食糧支援に加えて住宅の修復も行っている、と述べた。

サイクロンが人々に被害を与えたため、復興には長い年月がかかり、国際的な援助も大いに必要であり、軍評議会は、(援助)制限を再度緩和することが必要である、とウー・カイントゥカが語った。

サイクロン被害を受けた国民のために、AAが現在受け付けている寄付金は20億チャットに達したことが、サイクロン・モカ緊急救援再定住委員会(ERRCA)の声明により分かった。

サイクロン・モカにより100万人を超えるラカイン州民が被害を受け、20万戸を超える家屋や建物が破壊され、140人を超える死者が出た。国際的な救援に関し、軍評議会は、現在まで移動許可と救助許可を一時的に止めているところである。

そのほかに、合計3,193校ある基礎教育学校の中で、先月5月14日のサイクロン・モカの強風のため合計1,337校の学校が倒壊してしまったことが分かった。

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( 翻訳者:Y.A., Y.S., K.F. )
( 記事ID:6695 )