気候変動に関する警告すべき数値
2023年05月01日付 VietnamPlus 紙
気候変動に関する警告すべき数値
人為的な原因によって引き起こされる気候変動は、地球温暖化の速度を加速させ、国際社会は前例のない課題に直面している。
気候変動に関する警告すべき数値
過去8年間で地球の気温は記録的な高さに達した。
2022年
・地球全体の平均気温が産業革命以前と比べて1.15度上昇した
・世界全体では、80億トン以上の石炭(*)が消費されており、2021年と比較して1.2%上昇し、過去最高水準を記録した2013年の記録を塗り替えた
・ヨーロッパの石炭火力発電は7%増加し、エネルギー産業部門のCO2排出量は4%近く増加した
地球温暖化が進めば、今世紀末までに太平洋とインド洋の諸島海域において、海面が1メートル近く上昇する可能性がある。
海水面上昇
各国が現在の気候変動政策を維持した場合、地球の温度は今世紀末までに2.8度上昇する恐れがある。
21世紀末 2.8℃上昇
(*)石炭=最も汚い化石燃料
専門家によると、気候変動による破壊はこれまでよりも明確に感じられるようになっており、特に過去8年間で、2020年に大気の冷却に寄与しうるラニーニャ現象が発生した時でさえも、地球の気温は記録的な高さに達している。
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( 翻訳者:高橋海洋 )
( 記事ID:6730 )