パーカンの洪水で死者まで出てきている
2024年07月08日付 その他 - RFA ビルマ語 紙
2024年7月1日、パーカン市で雨が多くウユ川の水位が高くなってきたことで氾濫している様子(市民撮影)
2024年7月1日、パーカン市で雨が多くウユ川の水位が高くなってきたことで氾濫している様子(市民撮影)

カチン州パーカン市の河川氾濫で死者まで出てきていると、援助協力を行なっている人が本日7月3日に話した。

ウユ川が氾濫し、家が浸水し水没したのでエンジン付きのボートで安全なところに避難するときに、パーカン市ガピョートー地区の一人の女性がボートから落ちて水に溺れて亡くなったと、援助協力を行っている人が本紙に述べた。

「河川の氾濫によって死者が出ている。洪水から水の危険がない所に来たときにボートの上から落ちた。彼女の死体を昨日の夕方引き上げた。水は今およそ50%下がった。水が退いた場所ではぬかるみやゴミをみんなで片付けている。水没した家の人たちにも毎日食事を提供し続けていなければならない。」

7月1日夕方から、パーカン郡でウユ川の水位が上昇したため、約2500人が水害に遭遇したと住民たちが話した。河川氾濫のため、パーカン郡サンカー村側の一部の住居が水に飲まれていったほか、川にかかっているある橋が折れてしまったともいう。

ミッチーナ市はというと、水が退いていったが停電、燃料油の不足、そして飲用水の需要などの困難に遭遇していると住民たちが話した。

今日7月3日発行の軍評議会の新聞によると、エーヤーワディー川とメーカ川での洪水のため、ミッチーナ市とワインモー市では救助キャンプが50近く開設されており、救援が行われたという。

エーヤーワディー川の下流にあるバモー市でも昨日夕方から危険水位標識を越えてきたため、低地に住んでいる人々は移動しなければならないと地域住民が話した。

6月30日に始まったエーヤーワディー川、メーカ川や一部の河川の氾濫のため、ミッチーナ、チープウェー、ワインモー、タナイン、パーカン、スンプラブンなどの郡の低地にある地区の住民1万人以上が被害を受けていて、支援が必要だと地元住民が話している。

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( 翻訳者:I.A., O.T., K.F. )
( 記事ID:6956 )